あと1週間ほどで、ロングバケーションが終わります。
1日中、子どもの顔だけをみて、何をしてほしがっているのか何をしてあげればいいのかだけを考えていた日々。ぷくぷくしたあったかいかたまりを抱くここちよさ。この3ヶ月、1割はしんどかったけど、9割は、このうえなく幸せでした。

でも、働くおかーちゃんのところに生まれたこどもの宿命です。
タコ松も、生後2ヶ月にしてそろそろ自立しなければなりません。
先週から、哺乳ビンで飲む練習や、時間を決めてミルクを飲む練習をしています。
好きなときに好きなだけ抱っこしてもらっておっぱいを飲んでいた生活も卒業です。

まだ何もわからないいたいけな子どもを預けるなんて…という声もあるでしょう。赤ちゃんはお母さんのそばにいるのが一番、という人もいるでしょう。
わたしもちょっとだけ、涙と鼻水を、タコ松のおでこにたらしました。
でも、いずれ人は自分で歩かなくちゃいけない。
母親だけでなく、いろんな人に大切にされて愛されて、育っていくのもいいと思うのです。

わたしは、42歳という高齢で子どもを持ちました。
娘が、いまのわたしの年で同じように子どもを持ったとしたら、わたしは84歳。
娘のために、子育てを手伝ってやることなんてできません。
娘は、いろんな人の手を借りながら子育てをしていかなくてはなりません。
自分を助けてもらうためには、いろんな人と仲良くなって、人のために協力してあげて、ようやく自分も助けてもらえることになるのです。
そんなことを、たくさんの人とふれあうなかで、すこしづつ学びながら大きくなって欲しいと思います。

わたしにとっても、この3ヶ月は、愛する者と、傾く太陽をいつまでも眺めていられる、極上の休日でした。

あとは、緩みきった腹肉と垂れ下がった尻をどうすっかなー。
会社に、妊婦服着ていくわけにもいかねーしなー。


よだれとおっぱいにまみれる子育てには、何度洗っても丈夫な、24HテレビTシャツがいちばん。あと十数枚あるし。