きょうタコ松をお風呂に入れているときに地震。
マンションの上階なので、けっこう揺れた。
ベビーバスのお湯がちゃぷちゃぷ波打つ中、とっさに走って手にしたのは、紙オムツのパックだった。
パンツ1枚でいるわたしの、身なりのことなんかすっかり忘れていた。

たとえば子どもや、介護中のお年寄り、病気の家族などを抱えている人は、とっさのとき、自分のことは後回しにして、自分が守らなきゃいけない人のことを、まっ先に考えなけらばならない。
災害の時には、こういうひとたちの目線にたった対応をしなきゃならんなと、ひさしぶりにまじめなことを考えた。

さて、わたしはここ2日、風邪でダウンしていました。
妊娠中も、病気ひとつせず恒例の花粉症さえかからなかったと自慢していたのに。
5年ぶりの病気です。
1ヶ月以上、ほぼ無菌状態の中にいたから、抵抗力が落ちてしまったのでしょうか。
会社の、タバコやほこりや、弁当に生えたカビなどが散乱する中にいるときのほうが、体は丈夫だったのかもしれない。
寝込むわけにもいかんので、マスクをしたまま無言でタコ松の世話をしとります。
1年前、「気合が入ってないから風邪なんかひくんじゃー、ぼけーっっ」と後輩たちに喝をいれていたじぶんを消したい。

この一瞬、たまりません。ベタですが。