先週、田植えのお手伝いをさせていただきました。


田植え機にも乗せてもらったし。


すぐ、大好きなどろにダイビング。


当然こうなります。


どろだらけの体は、結局、ポリバケツの水風呂で・・・
お手伝い、どころか、じゃまばかりした田植えでした。

☆☆☆☆☆

一時期は、新刊に次ぐ新刊、情報番組にバラエティに雑誌に、さらには大晦日の紅白まで。
さまざまなメディアで見ない日はなかったくらいですが、しばらく影がないなーと思っていたら、
久々に出してくれました。

「有名人になる」ということ  勝間和代 ディスカヴァー・トゥエンティワン 1050円

かつての、メディア出まくりの日々は、
実は、「有名人になる」という、自分のプロジェクトのひとつであった、と書いています。
この本では、どのような方法で有名人になっていったか、
有名人になったことによってどんなメリットとデメリットがあったか、
そしてブームが終わるまでを、俯瞰する形で分析しています。

有名人を分析する本は、これまで、「松田聖子」とか「松下幸之助」とかいろいろありましたが、
自分自身がリアルタイムで「自分のブーム」を分析するという目線は、あまり見ることはなく、
新鮮に読むことができました。

有名になるためには、ほかの人が「えーっ」という努力をしていたこと。
そして、戦略を立てつつ、何度も何度もチャレンジしたこと。

それを象徴する言葉がありました。
さまざまなチャレンジはすべて確率論―。
「たとえ、勝率5%とか、勝つ確立が低い勝負であっても、それを繰り返し繰り返し行っていけば、
いつかは負け続ける確立が下がっていって、どこかで必ず勝てる」―。
つまり「じゃんけん、じゃんけん、またじゃんけん、していれば、必ず勝てる」ということだそう。
折れない、タフ、さすが、勝間さんだなあ。

(でも、ギャンブルにはあてはめないようにしましょう。。)

以前、何かの本で、勝間さんは、「自分のメンタリティを強くするために、
ネットで自分の名前を検索にかけ、どのように評価されているか、
またネガティブな表現もふくめて自分の見られ方を分析することで、
メンタリティも強くしていった」てのを読んだことがあります。

ネットなんて、脈絡なく「キライ」とか「ブサイク」とか、「ババア」とか、「バカ」とか、
ネガティブな表現があふれてますよね。
あえて、それを読むことで、自分の耐性をつけていくなんて、たいしたもんです。

ふつう、たいがいの人は、他人から、「いい人、やさしいひとと見られたい」
という願望がありますよね。
でも、勝間さんはそうじゃない。

「頑張りすぎないでね。いちばんじゃなくていいよ。あなたはそのままのあなたでいいのよ」
なーんて甘い言葉ははかない。
「人生はチャレンジだ、努力だ、アタマつかって、時間を確保して、効率よく仕事しなさい。
今の自分がダメなのは、努力が結果となっているから。」と、尻をたたき続ける。

たしかに甘い言葉を吐く人のほうが、「いいひと」と思ってもらえる。
でも、世の中、甘い言葉をはく人ばかりだったらどうなる?
嫌われるの叩かれるのを覚悟で、あえて、言わなくちゃいけないことを言う人って、大好きです。