先日、旅先で、ぼーっと見ていてハマってしまった番組「スタンフォード白熱教室」。
ブームにもなった、「ハーバード白熱教室」の続編です。
スタンフォード大学は、ヤフーやグーグルの創始者を輩出するなど、起業家を多く生み出すことで知られています。
そんな中でも、今回の主役は「起業家育成コース」を手がけ絶大な人気を誇る教授、ティナ・シーリグ氏です。
内容はもちろんですが、とっても楽しそうに授業を進める姿が魅力的で、さっそく2冊の本を買い込みました。

「20歳のときに知っておきたかったこと 」 ティナ・シーリグ (阪急コミュニケーションズ) 

たとえば、みなさんも何か新しいことを始めるとき、できるだけ「いい」アイデアを、たくさん集めたいと思いますよね。
この本では、どんな突拍子もないものでも「アイデアに、悪いものはない」とし、「他の人のアイデアを発展させる」ことを、キーポイントとしてあげています。

さて、今年も8月に、24時間テレビが放送されます。
わたしたちも、そろそろ、来場されたみなさんに楽しんでもらうためのイベントを考えなければなりません。

ある日、会議がひらかれました。
テーマは、「今年の24時間テレビで、どんなアナウンサーイベントをするか、アイデアをだそう!」です。

毎年好評の、アナウンサーフリーマーケットでいいのではないか?
また同じ?不用品とか、毎年出してるから、家にはもう出すものないよ。
じゃあ、アナウンサーの手作り品を出すとか?
そんな時間ないし、第一、だれが作れるの?
それじゃあ、当日、アナウンサーカレーとか作ってみる?
保健所への申請とか、大変なんじゃない?

いつもの会議なら、たぶん、こんな風に進められるかもしれません。
目新しい意見を出しても、その都度、いいか悪いか評価され、結局、みんなが煮詰まってしまいます。

でも、「アイデアに、悪いものはない」「他の人のアイデアを発展させる」を前提とすると…

毎年好評のフリーマーケットはどう?
いいね、加えて、各アナウンサーが、オリジナルの手作り品を出してみるのは?
いいね、それじゃあ、どこかの店とコラボして、商品にしてみるとか。
いいね、その過程をブログで紹介して、一般の人からもアイデアもらったり
いいね、それから、アナウンサーカフェも作って、そこで料理の得意なアナが、スイーツ作るとか
いいね、おまけに、24時間ランナーの徳光さんに、そのスイーツ届けに行くとか。

などなど、際限なく意見が出てきそうです。

ポイントは、人のアイデアを肯定したうえで、自分のアイデアを「付け加える」という形で出している点です。

年を重ねたり、経験を積んでくると、どうしても、他人の意見に対しダメ出しをしたり、注文をつけたりしがちです。
逆の立場だと、「自由に意見を出せ」といわれているのに、あーだこーだ文句つけられて、意見も尊重されないとなると、協力する気なんてなくなりますよね。

自分の意見が受け入れられて、さらに面白いものに成長していく作業に加わるほうが、ずっと楽しいですもんね。
この手法、会議だけでなく、生活のあらゆる場面で生かせそうです。

←先日、幼稚園の親子遠足がありました。ご近所ではありますが、城山公園。真っ先に裸足になり、木に登っていました。