瓦礫と化したまち。
凍える寒さの中、子どもの肩をしっかり抱きしめている母親がいます。
どんなに寒くても、自分の上着を1枚脱ぎ、子どもの肩にかけるでしょう。
1日1個しか届かないおにぎり。
自分は口にすることなく、真っ先に子どもに食べさせていることでしょう。
「99歳の詩人」柴田トヨさんをはじめ、いま、80代から90代の年齢の方たちは、わたしが最も尊敬する年代です。
この年代は、子育て真っ最中の時期に、あの戦争を体験しました。
いつ死ぬかもわからない不安の中、戦闘機と砲弾の音におびえながら、子どもを背負い、ちいさな手を握りしめ、逃げまどう。
ろくにない食料を懸命に探し求め、まず、子どもに食べさせる。
自分の命を捨てる覚悟で、子どもを守り抜く…
どれほど大変だったことでしょう。
やがて、この年代が命をかけて守った子どもたちが、世界に類をみないほど発展した今の日本を作ってくれました。
いま、この時代を生きている子どもたち。
戦後最大の危機に直面した時代に生まれてきたあなたたちは、きっと「選ばれてきた」のだと思う。
この困難を、乗り越えられる力を持っているから、生まれてきたんだと思う。
この子たちは、ただの子どもじゃない。
わたしたちの日本を、世界を、きっと見事に復活させてくれる。
わたしたちが育てているのは、そんな、ヒーローたちなんですよ。
だから、頑張りましょうね。お母さんたち。
わたしも、全力で頑張ります。
2011/03/18 金曜日 at 19:47:21
彰子さん、こんばんは(^^)今夜も書き込みさせてもらいます。その通りです?『母親というものは、子供に対してはいつまでも親なんですね。』自分の事は、とにかく後で常に子供が一番?私の母親も、亡くなってもう11年目になりますが、やっぱりそうでした。時々思いだしますが、自分で食べようと作った物(今思いだしたのは、冬の日の仕事帰りのうどんです)を、私に先に『か〜よ、食べるか?』と声をかけてくれて、そうすれば彰子さん、どうしても『うん、食べる?』言いますよね(^^)ほんまに、有り難い事ですね?彰子さんが書かれた様に、現状厳しい状態でも、自分も苦しくしんどい時でも、『一番に子供』なんですね。気持ちには、気持ちで応える?この窮地を乗り越えて、次の世代になった時には、お母さんの気持ちを引き継いで、自分の子供にへと…こうあって欲しいと思います。(大丈夫な筈です?)今日で、まる一週間。だいぶん物資が届いてる映像が写されて、見ているこちらがホッとしています。ただ如何せん寒い?この寒さがなんとか穏やかになってくれる事を願いますm(__)mもう一つ気掛かりな事が…それは、一週間経って避難する人、救援に携わっている方々共に『疲労困憊』の筈です。ここで、『心折れる事なく、皆で仲良く助け合い?』気持ちと気持ちのキャッチボールを(^^ゞ彰子さん、私達もエールを送りましょう?では?
2011/03/18 金曜日 at 20:48:21
テレビを見ていると気が滅入ってきますが、全てが現実なんですよね。
今月下旬、中学生の娘と東京旅行の予定でしたが、計画停電の為、取りやめました。
娘は行きたがっていたし、旅行をやめるとかえって風評被害につながるので、実施した方が良いのではないか、とかなり悩みましたが、今の状況では、現地でのんびり観光出来る雰囲気ではないと判断し、取りやめました。
娘は不服そうでしたが、きっと分かってくれると思います。
何度も言いますが、今は普段通りの生活をきちんと送り、デマに惑わされず、冷静に行動する事。そして募金等で支援をし続ける事が大事です。
東日本が落ち着いてきたら、復興支援の意味も込めて、改めて観光旅行をするつもりです。
影子さんも、体に気を付けて頑張って下さい。
2011/03/18 金曜日 at 22:19:57
こんばんは〜
トヨさんの事、まったくしらなくて、テレビで紹介してるのを見て知りました。
すごいおばあちゃんですよね。
さすが影子ママ!
私も読んでみま〜す。
2011/03/19 土曜日 at 14:33:00
影子ママの言われる場面をテレビの画面で見ます。
不安と寒さで震える幼い子供を抱きしめ虚ろな表情の若い母親
配られた御握りを一番最初に孫に食べさせる御婆さん等、子供や
孫を守っています。
「くじけないで」書店では売り切れで、取り寄せで手にしました。
日常の何気ない風景、子供を思う親心、時には乙女の様な恥じらいの
気持ちが、自然と表現されていました。
柴田トヨさんの様に、人間が行う最悪の災害・戦争を生き抜いて
くれた御母さん達がいて、爺さんたち団塊の世代が産まれました。
価値観が180度変化した世界で、必死に働いた父親の後を継いで
団塊の世代が、善悪を含めて現在の日本を作り上げました。
団塊世代の後を継ぐ、影子ママに育てられる子供たちは、復興日本を
作り上げる希望の星だと思います。
その基礎作りに、団塊世代の爺婆が力を出し合って、被災者の
皆様を応援して、小さな一歩でも前に進んで行きたいと思います。
2011/03/25 金曜日 at 09:35:39
被災地の人たちはマラソン大会に出場しているのではないのです。
「ガンバレ東北」「頑張ってください!」・・・なんという軽薄な言葉だろう。家族を亡くした人に「今のお気持ちは?」などとカメラを向ける残酷な仕打ち・・・絶句。
でも、こんなときこそユーモアは必要でしょう。
思い出しただけで吹き出してしまうような被災地での出来事なんてあればいいんですが・・・無いですねえ。