けさ、いつものようにコーンフレークの朝食を用意していたら、タコ松は「パンがいい!」と言いだす。

「今日パン買ってないけん、コーンフレークにしよ!」と言っても、「いや!食べん」
「ないんやけんしょうがないやろ、コーンフレーク食べ!」「いやだ、いらん」
「そんなんやったら、食べずに幼稚園行くんかね」「そうよ!」

険悪な雰囲気の中、ダンナがやってきた。

「パパが食べさしてあげるけん、お食べ」。

ソファに寝っ転がったままのタコ松のそばに行き、ひざまづいて、口元までスプーンを運ぶ姿は、まるで女王様と奴隷だわ。

さてさて、幼稚園の夏休みも終わり、週3回、お弁当を作る毎日を送っています。
4月の入園当初は「わたしにできるんかいな」と思っていた弁当作りも、今では(火も使わず)15分足らずで完成しています。
ニッポンの冷凍技術はすごい!と、今更ながら感心する毎日です。
弁当用のカップグラタンとかホウレンソウの副菜など、冷食1袋の中には、すべて調理法も変えたものが入っていたりして、泣かせてくれます。(ホウレンソウなら、おひたし+バター炒め+ゴマ和え、など)

毎回、「ママのおべんと、すっごくおいしかった」と言ってくれるタコ松。
そやろ!と返事しながらも、味の素さんやコープさんに感謝しましょ、と心の中で呟いています。

ごまかしがきくのは、あとどのくらいだろ。