タコ松はいま、あいさつがマイブームなようで、いろんな人と目が合うと、「こんにちは」と言っています。
おばちゃまたちから「まー!いい子ね」などとほめてもらうのが、とてもうれしい年頃なんでしょう。

先日、パン屋さんに入った時のこと。
客の若いにーちゃんに、「おにーちゃん、こんにちは」と、タコ松が話しかけました。
若造には、思いっきり無視されてしまい、タコ松は固まっていました。

ずっと前、新聞で「子どもが役場に入った時、“こんにちは”って大きな挨拶をしたのに、だれも返してくれなかった。子どもがかわいそうじゃないか!」というような、怒りの投稿を見かけたことを思い出しました。

そのときは、なんでそこまで怒るのかが不思議で、「世の中は、子どもに冷たいヤツもいる、ということを、子どものうちにわかってよかったじゃん」などと、ハラを掻きながらつぶやいたりもしてました。

でも、今は違います。

ちっちゃい子どもが挨拶しているのに、返事しないなんて、なんてケ●の穴の小さいヤツ!と捨て台詞を吐きそうになりました(お下品ね)。

わたくし、おととい、45歳になりました。
県外に用事があったので、家族でホテルに泊まってきました。
ホテルのプールには、夏休みの子どもが大量発生中です。
ちょっと前なら、プールに誘われても「放尿し放題のがきんちょプールには、入らんで」と、親子連れから袋叩きにあいそうなことをぬかしていたわたしですが、タコ松がいると、そんなことどうでもよくなります。

おしっこプールにつかりながら、タコ松がいなかったときと比べて、感情の沸点もずいぶんと変わったなあと感じました。

タコ松の通う託児所のみなさんから、誕生日のお花をいただきました。