仕事から帰ったおかあちゃんは、あなたにごはんを食べさせ、お風呂に入れて、ねんねするまで相手をします。
あなたが寝た後、おかあちゃんは自分のご飯を食べ、片付けて洗濯をし、あなたの明日のごはんを準備します。
作り終わったら午前0時過ぎ。
それなのに、あなたは、おかあちゃんのつくったおかずは、食べないのね・・・

タコ松のヤツ、今朝も、わたしの作ったものだけ、べろーーんと吐き出しました。
白メシは食べるのに、わたしが手をかけて作った物に限って、食べてくれません。ここのところ、おかず4連敗です。

そんなこんなで悔しい思いをしているわたしに、ある団体から、「働く母親」をテーマにしたイベントで、ディスカッションをして欲しい、との依頼がありました。
子育てしながら仕事をもちたいと考えている女性対象だそうです。

正直言って、なんでわたしなんかに・・・という気持ちでした。
部屋はぐちゃぐちゃ、服なんて去年の夏から出しっぱなし、夕飯のメニューは、カレー・シチュー・鍋・やきそば・うどんのローテーション。
家事・育児を両立しているなんて、とてもとても人サマにいえましぇーん。

と、そんな話を永江さんにしました。
すると永江さん、「じゃあ、そのまま、やってないって言えば?」
「そのままでも何とかなる、ということを話せばいいんよ。」
あ、そっかー。なんもやれなくても、とりあえず、家族は元気に生きてますもんね。

「それとね、あっこちゃん。わたしたちには“数”が必要なんよ。仲間を増やすこと」―。

永江さんは、20年前、当時、働きながら子育てをする女性がとても少なかった時代に子どもを生み、育ててきました。
「子どもをほっといて仕事をするなんて、なんて身勝手な女じゃ」という言葉を平気で投げられる時代でした。
保育所だって、今のように充実していません。保育所が5時まで預かってくれたら、そのあと7時までみてくれる託児所に預け替える・・・まるで綱渡りするように、2人を育てていました。
「女のわがまま」と切り捨てられ、子どもを持ちながら働く女性のサポートなんて、ほとんどなかった時代を、切り開いてきた永江さんだから、仲間の大切さを感じたのでしょう。

仕事も子育てもしたいと考える女性を、孤軍奮闘させるのではなく、「仲間がいるよ」と、ほんの少し背中を押す・・・くらいならわたしにもできるかもしれません。

今朝、タコ松が吐き出したものを、そのまま知らんぷりしてスプーンにのせ、もう一回食べさせてみました。
あーら不思議。
タコ松食べるじゃありせんか。一噛みが、唾液でマイルドになり、別の料理だと勘違いしたのでしょうか。
かーちゃんにだまされるなんて、まだまだ甘いやつじゃ。

帳尻合えばなんとかなる。
仕事&子育て、なんてのも、同じようなものかも。

毎朝の出勤風景。
肉丸を保育所に連れて行き、会社に激チャリします