遅くなりましたが、ご報告です。
24時間テレビで、アナウンサーによるチャリティオークション&フリーマーケットを開きましたところ、64、550円の売上となりました。
全額、チャリティに寄付させていただきました。ご協力ありがとうございました。

「ありがとうまつり」や「アナウンサーまつり」、「24時間テレビイベント」など、わが局のいろんなイベントで登場するアナウンサーフリーマーケット。
「アナウンサーが!!」と銘打っているだけに、出品にけっこう頭を悩ませるものです。
「家で使わないもの」「押入れで眠っているもの」というものを出すのが基本ですが、人サマに、こんなもんあげれんやろ、と思うものはやっぱり人サマもいらんでしょ。

毎回悩む出品ですが、その敷居を思いっきり低くしてくれたのは、永江アナです。

ある年のこと。
いつもながら、出品についてあれやこれや話し合っていたところ、永江アナが「うち、こんなにいっぱいあるよー」と大きな袋を持ってきました。
覗いてみると、使い込んだおもちゃ、2〜3ページ使っている10数年前のキャラクターのノート、でっかい姫だるま、日焼けした地球儀、セピア色(黄ばんだ?)の松山城の絵葉書セットなどなど。

え?うそ、これ売るの?

一同戸惑うそばで、永江アナは、どんどん売っていくではありませんか。
「このキャラクターのノート、いまではレアものよ」「毎日地球儀を見よったら、世界をまたにかける大きな人になれますよー」。
黄ばんだ絵葉書セットは、「ボク、松山に住んどんやったら、松山のことを知っとかんといかんよねー」と、小学生に50円で売りつけ・・・いやいや、すすめて、お買い上げいただいたのです。

そういうわたしも、先日、「20年間のしあわせがいっぱいつまっとんよー」と、20年前のベビーダンス(永江アナのお子さんのものです)を押し付け・・・いやいや、頂戴したばかりです。

でも、そう言われると、ほんとに幸せが詰め込まれそうで、なんだか嬉しくなってしまうのです。

ものは言いようだ、とつくづく大先輩の話術に聞き惚れてしまうフリーマーケットでした。

追伸。
今年も永江アナから、10数年前のおもちゃの出品がありました。ぽんじいほか、お買い上げいただきありがとうございました。
もし、動かんがー!!など、苦情がございましたら、わたくしまでお願いします。(フリマ責任者より)