「産休中はさぞかしのんびりしてるでしょ」という友人からのメールをもらうようになりましたが、ずーっと掃除づけの日々です。
計画表をもとに実行しようとしていますが、大きな誤算がありました。
末期の妊婦は体が動かん、ということです。
クローゼットの扉を開けようとしたら腹にぶつけるし、脚立に上がろうとしたら体が重すぎてバランスが取れない、おまけにちょっと動くだけで息切れをしてしまう・・・てな状況です。
2時間動いたら2時間寝てしまうので、効率が悪い悪い。朝から深夜まで掃除作業に従事しないと、出産までに間に合いません。

なんでそこまで大掃除なのかときかれますが、理由は「高齢出産」へのリスク対策です、って大げさですが。
「高齢出産は体が大変なので、産後うつや想定できないような病気を発症したり、からだがぼろぼろになるよーーー」とさんざん脅されています。
仮にわたしが精神的にバランスを崩すようなことになったら、いちばんは「部屋がきたない」ということが理由になりそうな気がしたからです。掃除ができなくてもダンナが片付けなくても、汚れきれない部屋に大改造なのです。
友人にいうと、あほかと一笑されましたが。

ほかに高齢出産のリスク対策というと・・・
わたしは産後の里帰りはしません、というか、できません。
実家の母は、90歳の母親の介護をしています。最近問題になっている「老老介護」です。
以前、わたしがつわりで苦しんでいるとき、5日間ほど晩ごはんの準備をお願いしてたら、母は過労でぶっ倒れて入院してしまいました。母だって70ちかいばーさんなのですから、あまり無理はさせられません。
わたしも高齢なら、母も高齢、当然でしょう。
なので、とりあえず、ぜーんぶ自分でできるような超手抜き体制を考えるようにしなければならないのです。

とはいえ高齢出産のよさもあるでしょう。
よく言われているのは「気持ちに余裕ができる」ということ。確かにわたしは、役所でもらった冊子以外、育児書を一冊ももってません。読んでもすぐ忘れるし、最低限のことを病院できいとけば何とかなるでしょ、と思うからです(ズボラの言い訳)。

とにかく、あれこれ考えてもメシの種にはなりません。
これから冷蔵庫の掃除です。
1999年のみかんジュースって、どうしよう。

洋服のクローゼットを、文具・本・資料置き場にしました。これならすぐに放り込めるでしょ。