ワクチン接種をしていたため、たこ松のインフルエンザは軽く済んだものの、ほかの病気にも感染していたようで、結局今週は、木曜日まで幼稚園&保育園を休むことになりました。
大活躍してくれたのは、ばーさん。
朝、ばーさんが我が家に来てくれ、わたしたちが帰宅するまで、たこ松をみてくれていました。(子育てと仕事の両立は、この存在が一番大きい)

水曜日、いつものようにわたしが8時ごろ帰宅して、うたた寝していたたこ松を引き受け、ばーさんは自宅に帰っていきました。
夜11時過ぎ、目を覚ましたたこ松は、「ばーちゃんがおらん。ばーちゃん、帰ったらいかん。ばーちゃんにきてもらって。」と泣き出します。
「明日の朝、来てくれるけん、もう寝ようね」と、わたしがなだめても、、ばーちゃんばーちゃんと泣き続けます。仕方なく、ばーさんに電話をして、話をさせることにしました。
ケータイを持ったたこ松、「ばーちゃん、おやくそくは?」−。
ばーさん、「あーごめんごめん、お約束やったね。すぐ行くねー」との返事。

こんな時間に、また車を運転して来るのか?75歳高齢者。

たこ松に、何がお約束やったん?と聞くと、絵本を差し出します。
真ん中くらいに挟まれた、ティッシュ。
「この続きは、今晩、寝るときに読もうね」と、ばーさんと約束したのだそうです。
ほどなく、ばーさんが我が家に到着。
絵本の続きを一緒に読んでくれ、やがてたこ松は寝入ってしまいました。

帰りぎわに、ばーさんは、「私が一緒におるときは、絵本にしても遊びにしてもお絵かきにしても、やりたいだけ、ずっとやらせるんよ。彰ちゃん(※わたしのこと)は忙しいけん、いつも、早く早くって言よるやろ。子どもは、せかしたりせずに、ずっと付き合ってやる時間が必要なんよ」と。

そうだわ。

わたしはいつも夜8時過ぎに帰宅。たこ松が寝る10時までの2時間を、なるべくふれあいタイムにしようと、躍起になっていたかもしれない。
「早くご飯食べて、ママとあそぼ!」「早くお風呂入って、ビデオ見よ!」「早く着替えて、お絵かきしよ」−。

そもそもわたしのモットーは、「面白くないことは、さっさとやりあげる」。つまらんなーと思う仕事は、目の前からとっとと消えて欲しいので、質は二の次、超スピードでやっつけます。
なので、着替えとか、片付けとか、どうでもいいものはさっさとやりあげて、楽しい事しよ!というつもりだったわけです。

ふれあい時間を少しでも長く取ろうとするために、そんなもの早くやっつけろ!と、「早く早く」を連発していたのでした。
これじゃあ、ママとのふれあいどころか、なんだかいつも、わたしのペースに急き立てられている感じですよね。

50を間際にしながらも、まだまだ、ばーさんに教えられることはいっぱいです。

たこ松は、ようやくきょう、元気に登園しました。
ばーさんも、ババ友と、絶好調で温泉旅行に出発していきました。
わたしは、たこ松の風邪をもらい(インフルではない)、気管支炎悪化で、この週末は寝て過ごします。


←ケータイの写真見てたら、こんなのが入っていました(正月特番用に着たドレス)。今後一生、こんな機会はないと思うので、見せびらかしてもいいですか?