最近読んだ本をざっと。
公安は誰をマークしているか 大島真生 新潮新書
暴力による革命やテロ、ゲリラを企てる組織を壊滅させたり外国のスパイを監視したりする公安警察の、仕事について書かれた本です。
過激派といえば、ハイジャックや爆破事件など、かつて激しい活動をしていた過激派。学園紛争など、大学を拠点に活動していた団体も、新たに加わる若者はほとんどいません。
3年前、「闘争に勝利するぞ」と、久々に、ある大学で叫び声を上げたデモ隊も、その多くは、「学生」を名乗る中高年であったそうな。
先日読んだ「暴力団」と同じく、若者から見向きもされなくなった、中高年のうら寂しい後姿が重なりました。
発達障害に気づかない大人たち[職場編] 星野仁彦 祥伝社新書
突然怒り出したり、周囲の人とコミュニケーションがとれなかったり、何度言っても時間や約束が守れなかったり…。
わたしたちはついつい、「あの人ヘン」とか「性格が悪いんじゃないの?」などのレッテルを貼りがちだし、本人も、孤立して苦しみます。
もしかすると、「発達障害」というコミュニケーションの「障害」なのかもしれません。「性格の問題」と排除するのではなく、専門機関できちんと診断をうけることで、本人も周囲も、それに応じた対処をすることが大切だと実感しました。
事実婚 新しい形の愛 渡辺淳一 集英社新書
恋愛の大御所、渡辺淳一氏が、結婚しない若者たちを憂慮し、新しい結婚の形として「事実婚」にスポットをあてています。
たしかに、女性にとっては、名前の変更や手続きの煩雑さ、またまた、親戚付き合い、老親の介護など、結婚することによって増えてくる負担は、めんどくせ!と、避けたくなるのも事実でしょう。この本では、そういう「縛り」が付随してくる法律上の結婚ではなく、「この人と家族でいたい」という意思を優先した形式(事実婚)を選択肢として提示しています。
ま、そういう選択肢もアリとは思いますが、正直ね、自分が健康に働けてて収入もあって、“別にあなたがいなくても、一人でも生きていけるのよ”というときなら、アリかもしれませんが、病気になったり、収入がなくなったり、物質的精神的ダメージを受けたときに、義務でもいいから責任をもってくれる人を確保しておきたいというのもあるんですね。保険として。
まあ義務があってもなくても、責任を果たすかどうかは、結局、その人の人柄になるんでしょうけどね。
それにしても、80を目前にしても、なおも「恋愛のカリスマ」といわれる渡辺氏。
いつまでも「男女の愛について」考えられるエネルギーがあるというのは、すばらしいものです。
男性の「赤い玉伝説」のように、わたしにとっての赤玉は、たこ松だったかもね・・・(遠い目)
2011/12/09 金曜日 at 20:48:08
永野さん、こんばんは。そんなに遠い目をしないでください。松山の三津浜にいた頃を思いだします・・・夕日が綺麗でした。しかし、もはやタコ松さんは自分の道を歩き出しました・・・。子供を生み育てる事、それだけで人生を二回生きた事と私は実感しています。自分の小さい時の事、不満だった事、分からず屋と親を思った事など、子供を持たなければ一生そう思っただけで終わるでしょうが、子供がいると気付かされます。いろいろありますねえ、人間は。渡辺さんが小説を書こうと思ったのは、学生の時、気になっていた女性が自殺をしたのが何でか分からなかったからとかエッセイで読んだ気がします。周りには一切そんなそぶりを見せなかったとかで女性の不可解さ?一言ではとても表現できないので小説に書いてるんでしょうけど。まあ、分からないものですよ、永野さん。タコ松さんだって、もう永野さんの想像をはるかに超えた事を感じているかもしれません。信じて見守るだけです。ふーん。もうすぐクリスマスですね・・・
2011/12/10 土曜日 at 11:05:46
赤玉・・?年末大売出しでの福引の当り玉!
と・思えば・・あれですか、若者に解るかな?
古い男とお思いでしょうが、公安=特高に
結びつけるのは、頭の固い爺様でしょうね
確かに学園紛争から浅間山荘事件へと過激派の
行動だけが目立ちましたが、暴力では無く政治を
変えようとした若者も多数いました。
逆に現在は、政治の愚痴は口にすれど、自分で
行動する若者が少なくなりましたね。
発達障害ですか?・・言葉尻を捉えて逆上する
群れるより一人が良い、約束は忘れる事が多い
これって、爺さんの事かと心配です。
影子様、歳は考えずに、素敵な魅力で輝いて
恋愛を(浮気は禁止)しましょう。
インフルエンザが流行していますから
御嬢様と合わせて、体調管理に気をつけて
下さい。
2011/12/11 日曜日 at 08:18:17
私の同期はあらかた結婚しましたが、やっぱりシングルの同期も数人います。
口では『理想が高くて結婚できない人』のような事を言っているのだけれど、よく聞けば『自分が大切で結婚できない人』だという事がわかります。
恋人や配偶者にいろいろと自分のテリトリーを荒らされるのが嫌なようです。
いわゆる『避婚男』タイプなのです。ま…これ意外と女性にも結構いるんですが。
若い頃、「この人の為なら死ねる」みたいなバカバカしい未熟な恋をしたことがありますが、そういう人に巡り会えたら素直に結婚する方がよいのかもしれません。頭であれこれ理屈を付けるようになると、どうしても自分の理想>現実の他人になってしまいますから。
未熟な恋が結婚に発展して、やがてそれが未熟な恋だったと解る頃には家庭ができて子供ができて自分のわがまま=『理想』は封印しなくてはならなくなっている。
結婚という形が人生矯正ギブスとなり、あなたがいう『保険』になるのだと思います。
そんな『理想』を捨てた人生なんて…と思われるかもしれませ。自分にそういう疑問が沸き起こることもあります。
そういう時は
どこぞの神様の教えでも人を救えない時は救えないのです。
とるに足らない自分の『理想』が自分を救えるなんてそもそも間違っている現実が幸せならそれ以上のものなんてないと思うようにしています。多分正解だと思います。
2011/12/12 月曜日 at 08:03:34
とうとう「赤い玉伝説」に触れてしまいましたか。男のサンクチュアリに。
しかし今回、結びがかなり強引のような気が・・・・
らしくない展開のような・・・・
(もうアンタは読まんでええ!! へい。すんません。)
私は高校時代、赤い玉を経験しました。
朝トイレで。一瞬凍りついたけど、すぐさま正体を確認してホッ、そして苦笑い。
赤い玉を経験している男性はけっこういるのでは。
2011/12/12 月曜日 at 21:59:58
こんばんは。赤い玉伝説など聞いた事もなくコメントした前回でしたが、意味を調べてみて、マスコミに身を置いていて私みたいな一般人より沢山の情報に触れたり、また、ブログの書き込みに目を通したりしている永野さんから出た言葉として感じるに、何か深いものが言葉に漂っていそうで腕組みして考えました。ふー、タコ松さんだけが永野さんの顔色からその訳を知ってますね。50に近ずくと疲れたらすぐ風邪をひいてしまいますよ。お大事に。
2011/12/14 水曜日 at 18:05:18
影ママ 赤玉っていうから、てっきりポートワイン(赤玉の)かと思ってしまいましたがな?? 時期的にワインの事かと??
2011/12/15 木曜日 at 01:39:36
私の場合は若くしてのできちゃった婚若い頃は年子を抱え苦労話で1つの本が出版出来る程の苦労の連続でした(笑)しかし今年で娘達も26-25歳一緒に暮らしていますが もう独立してやって行けます 私は2年前からシングルになりましが再婚は相手があっての事でも もうこの年齢(48歳)で結婚とゆうのはもういいかなて思います でもパートナーとゆう存在は欲しいかな〜(笑)
2011/12/15 木曜日 at 16:31:26
赤い玉の正体は、
赤毛布の毛玉でした。ホッ。
(アンタええかげんにおしよ! あっこ様お許しをぉぉぉぉ・・・)(><)