きのう、来年の年賀状のニュースの下読みをしていたとき、ふと気がつきました。
来年は「辰年」。いつの間にか、年女なのね。
「わたし来年、48やわー、年取るねー。」
するとそばにいた松岡アナ、
「うそー!永野さん、48になんて見えませんよ。どう見ても、43〜4です!」って。
中途半端なことなら、言わんでエエわ!

わたしは本を買うとき、同じ著者の本を、だいたい2冊購入します。以前にも紹介した“恋愛のカリスマ”蝶々氏の本、2冊目、ようやく手に取りました。当時のブームは、ずいぶん落ち着いたみたいですが・・・。

銀座クラブは女の大学 蝶々 小学館新書 

タイトルがいいよね。
銀座のクラブは、座っただけで、一人一晩に10万円以上が飛んでしまうところ。それだけの金額を使わせても、客は満足して帰っていくというくらいですから、最高のサービスが提供されているのでしょう。
「女性」というものを「職業」と見立てたら、銀座で働けるというのは、「東大」に入るのに近いものがあるのかもしれません。
で、かなりわくわくしながら読み始めたのですが、新書のワリには、「こうやって、モテを身につけましょ」的なノリだったので、“現役”ならね…と、遠い昔に思いをはせながらページをめくりました。

数多くの一流男性を見てきた著者が見につけたテクニックとは。
【銀座流、男の見定め方】
1、 歯並びは、男の土台と生活レベルをあらわす・・・いくら大金を使おうが、歯並び・歯の手入れの悪い人は、きちんとした生活をしていないし健康状態もよくない。
2、 男性の頭髪は、量より質&テリ・・・薄毛というのは、男性ホルモンが強くパワフルな人が多い。生命力のある人は、逃避にも脂が乗っていて、仕事も遊びも活発にこなすやり手が多い。
ふーん。
ついでに、
【銀座流男のホメ方】
1. ポリシーやオーラをほめる・・・いくら若いうちはカッコよくても、おじさんになればお腹も出てくるし、髪も薄くなってくる。だからこそ「モノの見方や考え方が好き」と言われると、本当の俺を知ってくれて心から愛されている、と思うもの。
2. 背中ボメで父性本能に火をつける・・・「背中が素敵。甘えたくなっちゃう」と言ってあげると、普段自分で見えてないだけに男の人はドキッとする。
などなど。
日常でもちょこっと使えそうなテクですね。必要な人は使ってください。

わたしなど、テクニックを使えるような場もないし、「現役」でもないのですが、なるほどと思ったことがひとつ。

銀座のお店では、ナンバーワン・ナンバー2・ナンバー3と、ホステスのランクがあるけど、その人のポジションというのは、結構、小学校くらいのときから決まっていたはず。
小学校のクラスで一番美人で輝いていたコというのは、成長して高校生になっても職場に入っても、わりと、ナンバー1ポジションにいる。ナンバー2ナンバー3というのも、ほぼ同じ。
銀座でナンバー1というのは、誰が見ても華やかできらびやかで輝いている。ナンバー2というのは、その座をいつか手に入れようと虎視眈々とするしたたかさがある、ナンバー3は、輝きを競う1,2の後ろで、ふんわりと癒しを与える存在だったりする。
自分の人生を振り返ってみて、自分のポジションのというのがわかったら、無理してナンバー1目指すことなんてしないで、ナンバー3なら「最高のナンバー3」を目指しましょう、ということでした。

今の自分の人生、無理はしないけど、ちょっとだけでも努力し続ける、いいこといいますね、蝶々さん。

わたしも、干支が四巡目だろうが五巡目だろうが六巡目だろうが、年齢マイナス4歳の努力をするわ。