婦人画報や和楽など、セレブ女性に人気の雑誌で活躍する、ギフトコンシェルジュの裏地桂子さんにお会いしました。
松山に一人で住むお父様のお世話で帰松されたとき、たまに南海放送まで顔を出してくださいます。
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贈り物って、けっこう難しい。

贈る側のセンスや品格、教養などが見透かされてしまうようで、つい億劫になってしまいます。
贈り物のプロ、裏地さんがよくおっしゃっているのは、「自分が使ってみて嬉しかったもの、おいしかったものを気軽に差し上げるというのでいいのよ」―。
最近は、「手土産」とまでもいかない、1000円以下のプチ・プライスな贈り物が注目されています。
これなら贈られた側は「お返ししなきゃ」という義務感にかられる値段でもないし、贈る側も「私が使ってよかったと思うもの、ぜひ試してみて」と、プチしあわせ感のお裾分けにもなります。
ちなみに裏地さんは「お裾分け」とは言わず、「お福わけ」と表現しています。

お会いするたびに、ちょっとしたプレゼントを手渡してくれる裏地さん、今回いただいたのは、お名前入りのミニのし袋。

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袋の中には格子状に編まれた昆布。利尻産、福井の老舗昆布問屋の商品で、お鍋に入れると、大きな亀の形になるんだそう。

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お鍋1回分の幸せをプレゼントするって、粋ですよね。

 

裏地さんの近著、


ごきげん力8つの育て方〜運も縁も思うがまま〜』(ワニ・プラス)

いつもにこにこして楽しそうな人って、周囲までもふんわり気分にしてくれますよね。
若ければむっとした表情もキュートに見えたりしますが、私くらいの年代のむすっとしたおばちゃんには、 だれも近寄りたくないはず。
でも人生いいことばかりじゃないから、気分悪い時もある。
そんなとき、自分のご機嫌を取る方法を、自分でいくつか持っておきましょうよ、というアドバイスが書かれています。
たとえば、大好きな香りをかぐとか、お気に入りの曲を聴くとか。
チョコレートが大好きな裏地さんは、めったに手に入らない高級チョコレートを冷蔵庫に確保しておいて、 自分のご機嫌を取りたいときは、一粒口にほおりこむんだそう。数秒で幸せになれてしまう、裏技ですね。
いつもおだやかに微笑んでいる素敵な女性になるための、心の置き所を紹介してくれる1冊です。

ちなみに、裏地さん、いまは、プチプラな贈り物をセレクトした本を、2月ごろに出版するための準備作業がピークだそうです。
有名一流どころから隠れた逸品まで知り尽くした、ギフトのカリスマ裏地さんが、どんなプチプラ商品をセレクトするのか、とても楽しみです。

きょうから3日間、「ニュースな時間」内17:20頃から、裏地さんによるギフト最新事情を紹介します。