先週土曜日の夕方ごろから、何となくたこ松の顔が赤いな、と思っていたら、夜9時ごろの体温が39.6度。
インフルエンザかも!と思い、対処法を聞くために、松山市急患医療センターに電話しました。

「インフルエンザなら、発熱してから8時間は、検査キットでもウィルスが検出されないので、それ以降のほうがいい。しばらく安静に」―。
その後、熱は40度を超える勢いで、高熱にうなされたのか、たこ松は、「落ちる落ちる」と叫んだり、天井を指さして「あそこ!」と笑ったり、異常な言動を始めたこともあり、いてもたってもいられず、午前2時に急患医療センターに駆けつけました。

検査をしても、やはりウィルスは検出されず、解熱剤などを処方してもらい帰宅。
その後、薬を飲んでも、一向に熱は下がらず40度台をうろうろ。

朝一番で、松山市の日曜日の当番医をたずねるも、「小児科診療は午後から」とのこと。
ネットで日曜日開業の小児科を探しだし、受診しました。(おとなり松前町にありました)
結局そこでもウィルスは検出されずじまい。
その後も、熱は相変わらず高いままで推移しましたが、厭がるたこ松を抑え込み、座薬の解熱剤を使用すると、徐々に熱が下がり、ぐっすりと眠りについてくれました。

翌朝月曜日、いつものかかりつけ医で診察を受けると、インフルエンザウィルスは検出されないものの、「扁桃腺」に菌がついたための発熱、という診断でした。
点滴で抗生剤を投与すると、その後は、元気に回復。
ようやく水曜日からの登園も可能となりました。

子どもが熱を出したり、急変するのはほとんど夜間や休日。
インフルエンザが流行っていることもあり、心配は尽きません。

松山市の急患医療センターは、毎日夜9時から翌朝8時まで、小児科の診療をしてくれます。
「1月1日」以外毎日!ですよ。松山圏域の小児科医が、輪番で対応をしてくれているんですね。
昼間の診療を終えた後に、医師たちはここに輪番出動です。
全国的に小児科医不足がいわれる中で、この体制を維持するのは本当に大変だと思います。
使命感を持った小児科の先生たちには頭が下がります。

松山市のように、24時間「どこかに頼れるところがある」というのはどれほど心強いことか。
県内でも、このように恵まれた地域は松山市周辺だけだと思います。
この「心強さ」が、どこに住んでいても持てるように、全力で取り組んでほしいものです。

ところで、わたしは、「救急病院に駆け込む前に、医師がアドバイスしてくれる電話がある」ということをうっすらとしか覚えていなかったので、急患センターに電話してしまいましたが、愛媛県では、「夜間の小児救急医療電話相談で医師や看護師が、症状に応じて適切な対応をアドバイスする」愛媛県小児救急医療電話相談(電話 #8000)もあるんですね。
みんなが、子どもの命を守ろうとしてくれているのが嬉しく感じた週末でした。大変だったけど。


←年末、たまたま標識を見かけて寄った山口県岩国市の錦帯橋。途中「3大がっかりかもね」なんて言ってたのは・・・とーっても失礼だったわ。美しい!見事!流れる川や、お城との景色もすばらしく、見とれてしまいました。