きょう、ラジオ番組の録音をしていて、強く印象に残るリクエスト曲がありました。
クミコの「祈り」という曲。
自分の命が短いことをうすうすと感じながらも、暖かい家族のもとへ帰れることを祈りながら、病室で折鶴を折る、という内容の曲です。
ネットで調べてみると、原爆症で亡くなった少女の実話を基にした歌であると知り、ニュース本番前なのに、あまりにもの切なさに涙が止まりませんでした。
とってもヒットした曲「トイレの神様」も、聞くたびに、鼻の奥がつーんときます。

少女がたこ松だったら、とか、たこ松も大きくなったら、ずっと世話をしてくれているばあちゃんのこと、こんな風に感じるんだろうな、とか。

いろんな出来事にたいして、これが○○だったら…と身近に置き換えてしまうことが、格段に増えてきています。トシのせいもあるんだろうけど、やっぱり、たこ松という存在がそうさせているんだろうなと思います。子どもを持つと涙もろくなる…とは言い尽くされた言葉ですが、そのとおりなんだな。ベタですが。

疲れて帰ったとき、「ママを元気にして!」というと、たこ松は、ぎゅーっと抱きしめてくれます。
とろけそうなくらい甘い時間です。
わたしはたぶん、来年もたこ松。
同世代の大桃さんとか麻木さんのようなエネルギーは、もうないわ。
あ、ダンナは健在です、とりあえず。

保育所恒例のママ手作りクリスマスプレゼント、今年の課題はリュックです。
アップリケの刺繍をする技術がなく、接着剤でぺたぺた。
なかなかの自信作だったのですが、たこ松に渡したとたん、「いらん!」って。
「使いやー、ママが作ったのにー」と言っても、ぜったい使わん!だって。
「ぷりきゅら(あ)がいい!」そうです。