きのうの仁王立ちの1枚、
毎朝、「はやく準備せんかね!」とぽんきちに注意するの図、でした。
その一瞬を、ぽんきちに撮られてしまったわけですが、こうやってみると怖いですな。
子ども目線では、まるで巨神兵。(あれほど美しい体ではありませんが)
ちと反省です、ノリダスさん。

さて、コンビニには、おにぎり片手に軽―く読める本が置いてたりしますが、
思わず手に取ってしまったのはこの本。


バカ部下を使いこなす技術 樋口裕一 中経出版

誤解のないように言っときますが、わがアナウンス室は、優秀なメンバーばかりです。
くれぐれも誤解のないように。

この本では、自分の思うように動いてくれない部下を”33通りのバカ“に分類して、
それぞれのバカ部下への対処を紹介しています。

まず、バカはどんな行動をするか…
・話のワンセンテンスが長く、主語と述語もはっきりせず、日本語にならない日本語を話し、
何が言いたいのかわからない
・すぐ感情的になる
・少ない知識で判断して、暴論、飛躍になる。
・意見を持っていても、根拠を言わない。「なんとなく」「すきだから」などと答える…

って、この段階で大きくうなずく。
そうそう、そう。
それって…すべてわたしじゃん。あてはまりすぎ。

若いうちは、まだ上から注意してもらえたけど、トシ取ってくると、わざわざ言ってくれる
人もいなくなり、バカ部下のまま、バカ上司になっていたんだわ…

ごめん、アナウンス室のみんな。でもバカはそうそう治らん、すまん。

本の中では、「世間の狭いバカ」とか「大物ぶりたがるバカ」とか「安請け合いをするバカ」など、
上から目線の過激な表現をしているようにも思えますが、そのあとに、それぞれのバカに対して、
どう対処していけばいいかを書いています。

わたしたちはふだん、ウマの合わない人を、「あいつバカだから」と決めつけることもありますよね。
そして、そのあとに続く言葉は、ほぼ、「相手にしないほうがいいぜ」です。
つまり、理解できない・合わない、と感じた人とはコミュニケーションを遮断する―というのが、
多くの人の行動パターンだと思いますが、この本は、「バカ」とは表現しているものの、
切り捨ててはいません。
思うようにならない人と、どうやってコミュニケーションをとっていくかを、丁寧に教えてくれて
いるのです。

愛情を感じましたねー。

ところでこの本、コンビニで最初わたしが見かけたときには、何冊かあったのですが、
あっという間に部数が減っていました。

このへんオフィスが多いですからねー。
パワハラとか言われても嫌だし、言いたくても飲みこんでしまう言葉を、本に代弁してもらって、
うっぷん晴らしている人が多いのかも。

☆☆☆★☆★

今日の衣装です。
雨が恋しいなあ―というデザインにも見えたりして。

衣装協力:M’S GRACY(エムズグレィシー)
     松山三越2階