今日は広島に原爆が投下されてから68年目
世界に向けて平和を願うメッセージをのせた曲たちをドロップ♪
1.Coarsen Roof/日華 feat.Metis
【Cha-kaコメント】
1980年生まれ、香港人の父と日本人の母の間に生まれた日華。
(日本の日に中華の華で日華、
両国の架け橋になりたいという願いが込められています)
幼い頃から香港、日本、そしてアメリカで過ごし
北京語、広東語、英語、そして日本語を織り交ぜて歌うラッパー。
本人曰く「ラップは 刑務所の囚人たちが、
何の楽器もなしに大声で互いに呼び合うことから始まったものだから
ラップは人々に真実を語るように呼びかける最も人間的な方法である。
言葉の壁を越えて、言葉で平和は築けるんだ」という信念を持っています。
一方、Metisは広島出身の被爆3世。
戦争を知らない世代なりに
事実を風化させずに受け継いでいくことの大切さに加えて
今も世界中では同じ世代の若者たちが、
国や誰かの為に命を落としていることを忘れてはならない
と訴えかけています。
2.One Love/Seeda feat. DJ DIRTYKRATES
【Cha-kaコメント】
2010年ハイチの地震が起こった時に作られたチャリティーソング。
3.We are the world 25 for haiti
【Cha-kaコメント】
もともと1985年に
アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られた”We are the world”。
作詞作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー。
それを3年前のハイチの地震の際にリニューアルしたものです。
第2弾アーティストとして
ブラックアイドピーズのメンバーやジョンレジェンド、アッシャーなど
蒼々たるアーティスト達が集結しています。
ただマイケルジャクソンのパートは当時の音源をそのまま使っています。
参加人数は50人から倍くらいに増えていて
プロモーションビデオを見ると
第一弾では白人が半数以上を占めているのに対して
第2弾では黒人アーティストの率が逆転しているのが印象的でした。
あとラップパートが最高にカッコいい!!と思ったのと
2010年当時から流行っていた
オートチューン(声に特殊効果をつけることで機械的な音)が使われているのが
面白いなと思いました。
Perfumeの曲なんかでもよく聴くと思いますが機械的に加工された声。
ケロケロボイスとも言われます。
あれは、わざと音程を外して歌って
オートチューンという音程補正ソフトにかけることで
ソフトが音程を合わせてくれるんですが
音を一瞬で引き上げたり下げたりするから、声が揺れて聴こえるんです。
音楽シーンの時代の流れも顕著に表れています。
4.Union/Black Eyed Peas
【Cha-kaコメント】
2003年、アメリカがイラクに侵攻した
イラク戦争への批判を込めているといわれています。
ブラックアイドピーズは
アフリカンアメリカン、ヒスパニック(スペイン系)、フィリピン系、そして
アングロサクソン系の紅一点ファーギーという
グループ内が、人種のサラダボウルだともいわれるくらい
様々なルーツを持つ4人組。世界中で大きな影響力を持つグループ。
「Union」は一致団結、連合体という意味で
「ひとりが動けば世界は変えられる
いま、世界は一つになるときだ」と歌っています。
哀愁あるバックトラックは
イギリスのStingのEnglishman in Newyorkをサンプリングしています。
5.Heal/Micro feat.伊藤由奈,WISE,PJ,BIGGA RAIJI & Primary Color Allstars
6.Heal the World/Michael Jackson
【Cha-kaコメント】
「死ななくて良い人たちが死んでいく。
もし全ての命を大切に思うなら
世界をもっと素敵な場所にしよう」と歌うマイケルジャクソンの代表曲。
音楽で世界は変えられないけど
問題はひとりひとりの心にあって
身近な人を大切にすることから始めてほしい
というメッセージが込められています。
7.そして誰もが歌い出す/DJ HAZIME feat. RHYMESTER , PUSHIM
【Cha-kaコメント】
いつの時代にも平和を願う歌があるように
これからもきっと誰かが誰かの為に歌いつづけるだろうという一曲。
歌えることがとても幸せなことなんだと改めて感じさせてくれます。
【最後に】
きょうは「Pray For the World!!」
世界の平和を願うメッセージを乗せた曲たちをドロップしてきました。
少しでも心に引っかかるものがあったら嬉しいです。