7/1(月)Cha-kaドロップ♪

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By番組スタッフ

7月最初の『What’s Up?』Cha-kaドロップ♪リスト

 

1.Summer Time Love / m-flo loves Emi Hinouchi & Ryohei

【Cha-kaコメント】

毎年、夏になると聴きたくなる1曲です。

 

 

♪ここからは、レゲエミュージックにスポットを当てます。

2.Get Up,Stand Up / Bob MArley & the Wailers

【Cha-kaコメント】

ボブ・マーリーはイギリス人とジャマイカ人のハーフです。

幼いときにお父さんが亡くなり、10代で低所得者層の住むスラム街に移りました。

その時に出会った友人と、後の「ザ・ウェイラーズ」を結成しました。

ボブマーリーの音楽は「ラスタファリズム」という思想が背景にあります。

ラスタファリズムはジャマイカ独自の思想で、黒人の地位向上運動が発展したものです。

エチオピアでの、当時の皇帝が白人が支配する世界から救ってくれるという思想。

その皇帝が生きた神様「ジャー」と呼ばれたんです。

あのドレッドヘアがその証ですが

神様からもらった大切な体の一部を刃物で切るなんて間違っているという

ラスタの教えからきているんです。

 

「権利の為に立ち上がれ」というメッセージの曲ですが、

1番しびれたのが、

「全能の神も人間だった。時に人をだませるが、いつも誰でもは騙せない

俺たちは権利の為に立ち上がるんだ」という歌詞。

ラスタという思想に頼り切ってしまうんではなくて

自分で何とかするしかないんだという意思。

ここに国民が惹かれたんだろうなと思います。

 

ジャマイカのスラムという狭いコミュニティーの中で

結局、誰も助けてくれないという苦しみが、

この音楽に繋がっているんじゃないかなという気がしています。

3.The Harder They Come / Jimmy Cliff

【Cha-kaコメント】

1972年にジミークリフ自身が主演した映画「The harder they come」に使われた曲。

映画ではジミークリフ演じる青年が、

ミュージシャンを目指すも挫折、悪の道に走る姿が描かれています。

当時のレゲエとジャマイカの状況を初めて世界に知らせた映画で、

ジャマイカから世界的スターとなりました。

 

4.Shy Guy / Diana King

【Cha-kaコメント】

レゲエ界の歌姫、ダイアナキングの代表曲です。

ダイアナキングの持ち味は、R&Bテイストにあります。

この曲も、ダンスホールのノリとR&Bがひとつになってキャッチーで、

ダンスホールシーンだけでなく一般層からも大きな人気を得ました。

 

5.Get Busy / Sean Paul

【Cha-kaコメント】

ダンスホールレゲエの流行には

間違いなく!この人の世界的ブレイクが貢献しています。

 

6.One By One / Laza Morgan feat. Mavado

【Cha-kaコメント】

レゲエ界の新星。先月リリースされたアルバムから

 

7.One by One / Metis

【Cha-kaコメント】

ジャパニーズレゲエ!

これにもラスタの神様「ジャー」という言葉が入っているので

チェックしてみてください。

 

8.One Love / HOME GROWN,lecca,Spinna B-ILL,RUEED&IVAN

 

9.マタ逢ウ日マデ/ Mighty Crown feat. KIYOSAKU (MONGOL800)

【Cha-kaコメント】

横浜を拠点に世界のレゲエシーンで活躍しているアーティスト集団と

モンゴル800のボーカルがコラボしました。

 

【最後に】

レゲエはジャマイカ人の生命力とか苦しみがそのまま歌になっています。

自然と元気をもらえる曲ばかりなので

この夏、どんどんお届けしていきます!