松山聖陵 ~ルーキー小川コラム~
~自主性が生む”想像越え” チーム一体でニンジニアへ~
「私が想像する以上の力を発揮する、そんなゲームがいくつもあったんです」
立川 博之(たてかわ ひろゆき)監督がそう表現する『松山聖陵2019』。
その秘密は、チームのスタイル”主体性”にある。
「基本、練習プランは選手らに考えさせています。ゲーム形式の練習の中で、シュート練を入れるのか何をするのか…その結果、僕が気付かないところも気づいてくれるんです」
取材時(9/21)も、FW峰 歩陸(みね あゆむ)キャプテンが練習メニューを考えていた。
練習の内容を自ら考えているからこそ、選手同士での共有や、連携が高まるのも早いという。
自主性で試合内容にも好影響が…
「今年の試合は『逆転』が多くて。練習で、最後までやり切る気持ちを大事にしているからですかね?」
峰キャプテンが大事にしていること、もう1つ。
「僕は思ったことを口に出す。チームメイトに伝えずにはいられないんです」
試合中であろうと関係ない。
聖陵の初戦は19日、帝京第五高校と対戦する。
「監督の熱血指導もあって実力あるチーム。選手主導の練習をするウチとはタイプが違くて、対戦が楽しみです」(立川監督)