ロッベンコラム ~新田編~
大会直前の“ガチ”トレーニングマッチ。相手は聖カタリナ大学。実力を知るには絶好の機会。
結果は30分×2本で0-2、1-0。
1本目は大学生相手にスピード、パワー共にいい勝負で対抗。
右サイドは押し込みましたが決定力に差が。
2本目は結果の通り新田が優勢。特に山田光(2年)あたりは渡り合ってる以上で
決定機を4度作ってました。
「(新田は)一人一人技術がある。スタイルを突き詰めていければ
愛媛でチャンピオンになれる」
とは相手末岡監督(愛媛FCスタッフ、新潟~シンガポール~インドなどでプレー)の評価。
県内最多110人!の大所帯。
マネージャーが作るドリンクは通常で50~60本。夏だと×2~3回。
単純計算で10倍の部内競争を勝ち抜いた精鋭11人がスタートメンバー。
中学時代名をはせたサッカー小僧が集まったのでさぞや攻撃的なチームかと思いきや
「うちは攻撃よりも“守備”っスね」開口一番の小野監督。
「どの位置でボールを奪うかを徹底してやってきました。
奪った瞬間は相手も(守備が)崩れてますからそのワンチャンスを狙う。
○○や△△と同じ土俵では戦えませんから!」
2年前、49年ぶりにチームをインターハイに導いた。
同じ年、全国選手権を観客席から見た。
「ぜんっぜん違います!こんなに(試合会場は)お祭り状態なんや~って。」
一番欲しいのは半世紀ぶりの夏王者ではない。36年ぶりの全国切符。
「行きたいんです、“選手権”に!」