ロッベンコラム ~松山東編~
新人戦は松山工業を破っての(0-0 PK4-2)ベスト4!
既に3年生が引退したとはいえ、さぞ勢いに乗ってるかと思いきや
古林主将の表情は厳しかった。
「優勝候補を倒したんですけど、それで一喜一憂してしまった」
総体ではまさかの初戦敗退。この“一喜”と“一憂”が新キャプテンを動かした。
「週に一回、定期ミーティングを全員でするようにしました」
週末の公式戦をそのままにするのではなく何が出来て何が出来なかったのかを
ハッキリさせて次に取り組んでいくためのミーティング。
やり始めは空回りで周りとの温度差にギャップがあった。
「最初は何を発言していいかわからなかったけど、徐々に出来る様になった。」(某1年)
全員参加での“復習”。さすが進学校この手の事はお手の物。
近年、勉強をしながら選手権切符を獲る学校は全国でも増えてきた。
もうそれを理由にあきらめることはやめた。小さな改革である週一の全体ミーティング。
「(選手権は)小学校からの憧れだし、簡単ではないけど全国に行く!」
一番の拘りを最後に付け加えた。
「そして“チーム全員で”ってことも忘れずやりたい」
改革者のスタートは常に小さな一歩からだ。