ロッベンコラム ~大洲編~
8月下旬の南予地区予選、宇和島南との代表決定戦は延長でも決着つかず0-0でPK戦へ。
チームを救ったのは3年生の控えGK浅井だった。
結果は3-0。自分たちは全員が決め、相手に一つも決めさせなかった。
3本の内、2本のPKを止めている。
「試合に出ていない間もベンチで相手選手の“スタイル”を見てるんです。
ガツガツ系のスタイルならPKは○○に蹴りますし、
テクニック系なら○○(←自主規制)ってわかるんです!」
自信たっぷりの浅井。勝因は彼一人だけではない。
スポーツ史上最も残酷な勝敗の決め方、PK。
キッカーとキーパーに横たわる12ヤード。
そこには前半、後半、延長、試合全部の要素が詰まってる。
PK職人のデータは全員が本気で戦わなければ正確には導き出されない。
「うちは交代枠も全部使うような“雑草軍団”ですから」
山田監督は嫌がるだろうが大洲のPK戦を見てみたいと思った。
PS、PK戦の初キッカーってマンUのジョージ・ベストって知ってました? ByWiki