ロッベンコラム ~帝京第五編~
帝京第五の魅力は愛媛以外の選手がいるところだ。
名付けて植田“洋平”監督率いる“傭兵部隊”。
1年生の片倉泰星は神奈川からやってきた。
フットサルで県チャンピオンになったことがあるテクニシャン。
同じく1年生の水戸大希も神奈川からのニューカマー。
「シュート感覚やポジショニングなどは愛媛の選手と全く違う」
愛媛に新風を巻き起こす刺激は大歓迎だ。
想えばあの準優勝からはや2年。
何もかもが初めての決勝で、やりたいことがまったくできずに終わってしまった。
その時を知る小谷、中村、横川らのラストイヤー。
「決勝へ行った先輩は凄かったですけど勝てなかった悔しさの方が大きいです」
現キャプテンの藤岡にはまだあの時の苦みが残っている。
有望な1、2年生がいたとしてもやっぱり選手権の軸は3年生。
練習場を去る時に監督がポツリ。
「こんな風に全チーム取り上げてもらえるなんて相当ありがたいことですよ」
またあ~そんな嬉しいこと言われるとやめられなくなっちゃうじゃないですか~
この無謀企画~笑