先週木・金は、日本テレビで、全国の日本テレビ系列のアナウンス責任者が集まっての
会議がありました。

↑88年入社組、同期の日本テレビ村山喜彦アナウンサー。
日本テレビアナウンス部では、木村優子部長に次いでナンバー2となる
アナウンス担当部長です。ちなみに当時の同期入社は、福澤朗アナ、
永井美奈子アナ、関谷亜矢子アナ。
村山さん以外はフリーになっています。

25年前ですからねー。

当時、全国の日本テレビ系列の新人アナウンサーは、初夏に、熱海の合宿所で
5日間の研修がありました。「熱海」といっても、朝から晩までカンヅメ研修なので、
観光などは一切ナシ。熱海の記憶は駅くらいしかありません。

ばぶりーな時代、どの地方局も新人アナは2~3人いたので、40~50人くらいでの
合宿でした。日本テレビのアナウンサーは、やっぱオーラが違うね…と、
青野の悦っちゃんたちと、ほけーっと見ていたのを思い出します。

わたしが入社したころは、南海放送にアナウンサーもたくさんいたので、
1日に1本のラジオニュースを読んだら、あとはレコード室(懐かしい!)の
整理をしていたり、先輩の仕事を見学したり、図書室で新聞読んだり、
そんなまーったりした時間を1~2年は過ごしていました。

でも最近は、入社してすぐにレギュラー番組を持たされるアナウンサーもいるし、
アナウンスだけでなく、取材・制作・原稿書きまでしなければならない、
というように、求められる能力も、わたしたちの頃と比べ物にならないくらい高い。

「よくわからないけど、コイツもついでに採っておこうか」みたいな、
「ついで買い」採用で入社したわたしなどとは違い、
最近の入社試験は、「即戦力」に近いくらい、ある程度でき上がった人材がターゲットに
なるので、学生さんも大変だと思う。

アナウンサーの音声テストでは、「質す」とか「石鎚山」など、読み方が難しい漢字や、
噛みやすい地名など織りこんだ原稿を渡されて、「やっぱ読めないな」「噛んだねー」
なんて評価されるんですもん。(…って、その原稿用意するアンタが言うなって?)

もしわたしが、今の時代の入社試験を受けても、100%受からないと断言できます。

そんな厳しさを突破してくれた新人くんが、4月1日、入社します。
楽しみにしていてね。

帰りの便まで時間があったので、神社オタクのわたしは、明治神宮へ行ってきました。
おっきい!外国人率高い!

☆☆☆☆☆

3月22日(金)の衣装です。
きれいな色だと、気分までよくなります。

ジャケットを脱いで…ブラウスだけでもこんなにすてき。

衣装協力:M’S GRACY(エムズグレイシー)
         松山三越2階