「女の子の遊びは、かわいいおままごと。いたずらを仕掛けるのはかならず男の子」―。
今の時代になっても、男親というのは、女の子にたいしてそんな幻想を抱いているようです。

タコ松は、ときどき腕に、輪っかになった歯形をつけて帰ります。
がぶっと噛まれた跡ですね。

それを見たダンナは、女の子なのに、なんでこんなかわいそうな目にあうんだ、といぶかっています。

まだまだサル年齢なんだから、噛んだり噛まれたりすることもあるでしょ。
と言い聞かせても、納得がいかない様子。

先週末、高知のアンパンマンミュージアムに行った時のことです。
タコ松は、アンパンマンのおもちゃで遊んでいましたが、となりのおもちゃが気になり、その場所をちょっと離れました。戻ってみると、別の男の子が、そのおもちゃで遊んでいました。
それを見たタコ松、おもむろに、自分より体の大きな男の子をどーーんと突きとばしました。

そばにいたダンナは、目が点に。

よくわかったでしょ。
おとなしくてしおらしいタコ松が、一方的に噛まれてる…ってワケないって。

あんたに似て、勝ち気で短気(←これはわたしかもしれない)で、荒っぽい性格(←これもわたし?)だから、噛まれるんだよ。

タコ松だって、もっと激しく噛んでるかもしれないし。
子育ては、お互いさま、お互いさま。


←アンパンマンくんは、ブログ禁止!だそうです。
アンパンマンにはそれなりに反応はしましたが、館内にあるイスをくるくる回したり、外の草っぱらに飛んでくるちょうちょを追いかけまわしたりするほうが、まだまだ楽しい年齢みたいです。