三島 ~バーニング古谷コラム~

「たぶん陸上部より走っていると思いますよ!」
と笑顔で話すのは、2年生の合田楓太君。
この日はあいにくの雨、練習メニューは1時間のランニングだ。

三島は去年、13年ぶりに地区代表決定戦を突破し、県大会に出場。
今年で2年連続の出場を果たした。
例年、3年生は夏の総体を境に引退するため、1、2年生の若いチームで選手権を戦う。
チームを引っ張る主将續木勘太君は言う、
「1,2年生で作ってきたチーム。選手権でも全力で走り切りたい」

『とにかく走る。走ってつなげるサッカー』を目指す三島。
指揮官村上仁志監督は今年で60歳を迎える。
チームを率いて7年目、
土壌作りから、種をまき、育ててきた三島高校の伝統が花を咲かせた。


初戦は新居浜工業との対戦。
昨年は果たせなかった初戦突破へ。
どんな逆境でも走り続ける。

余談だが、僕が高校生の頃、村上監督は松山東高校の指揮を執られていた。
8年ぶりの再会。
お話しすると、背筋がピシッと伸びた。
高校生の頃を思い出した。

-青春アディショナルタイム