ロッベンコラム　～新居浜高専編～

今年は40年間チームを率いてきた安藤進一監督が
定年を迎えるという大きな節目の年（来年以降も特任として在籍）
長い指導歴の間には全国高専サッカー大会で日本一を4度獲得
さらに高専サッカー部の選抜チームをヨーロッパに連れて行きドイツ・バイエルンで遠征
試合をさせるなどサッカーを愛してきた東予のリアル・アイアンマン
体育教官室にうず高く積まれたサッカー専門雑誌の多さを見れば、
その愛情具合が一発でわかるというものだ

数年前から大学と同じ制度を採っているのでこの日はまだ夏休み
つい先日大きな大会（高専全国大会）が終わったばかりでオフ中だったが
無理を言って集まってもらった（夏休みは9/25まで、練習は9/15再開）
仲間達とのボール蹴りが久しぶりでチョー楽しい！って感じが眩しくて羨ましい

仲間内では“アンティ”と親しみをこめ呼んでいる安藤監督が
ラストイヤーだということはもちろん皆が知っている
｢監督には“イイ感じ”で終わって欲しいです｣
2年生キャプテン井上君が全選手の言葉を代弁してくれた
その為には高専史上最高となるベスト4に残ることが最高のシナリオだ
学校の歴史を変えた時、新居浜にカルロ・“アンティ”ロッティが誕生する

-ロッベンコラム 2016