ロッベンコラム ~新居浜工業編~
2018/09/04
誰が呼んだか“GK製造工場”
さすが工業高校、物作りはお手の物だ。
工場長は阿部慎二監督、副工場長は古田口晃部長。共にGK出身だ。
二人で始めた“GKクリニック”は既に6年を数える。
新居浜地区の小学5年~中学3年までを対象に月2回で開催される。
「福西(崇史、OB)や伊藤(宏樹、OB)の次を出したいんです。
松山や今治にないようなことをやりたくて」
流石GK出身、工場長はやることも地声も大きいw。
醍醐味は「無失点した時の喜び」と「シュートを止められた相手が悔しがるところ」。
小中と経てこの高校でやることは彼らにとって自然な流れだった。
このGK、新工の代名詞“堅守速攻”には欠かせない。
「うちはベタ引きで守るのではなく守備も仕掛けていくんで最後の砦が大事です」
実は工場長らの取り組みはこれだけではない。
月一で幼稚園対象のサッカー教室も開催している。
「サッカーに楽しく出会って欲しい。で、いつまでもサッカーを続けてほしい」
“早く始めて遅く終わる” 工場長のモットーだ。