第100回特別企画 選手権 THE 名勝負・名シーン

2021年、第100回を迎えた全国高校サッカー選手権大会。その歴史は、1917年度(大正6年度)に遡る。愛媛勢が初めて出場したのは第15回大会の1932年度(昭和7年度)。松山中学校蹴球部が四国代表として全国大会に出場した。1971年度の第50回大会からは、全国各地でテレビ中継が始まる。愛媛では県大会決勝を南海放送が中継し、壬生川工業全国準優勝への第一歩を映像に記録した。その後、半世紀に渡り映像として収められた高校サッカー選手権の中継映像。南海放送ライブラリーに残るそれらの映像を、選手権に出場した選手や中継スタッフの証言を交えて配信する。

#7 怪物列伝 福西崇史(新居浜工業高校出身/元日本代表)
第72・73回大会
愛媛県大会決勝「新居浜工ー南宇和」
最強ジュビロ磐田で不動の地位を確立し、2度のワールドカップ出場を果たした福西崇史。その栄光の源には「南宇和の厚い壁」に立ち向かった高校時代があった。

#6 怪物列伝 川又堅碁(小松高校出身/元日本代表)
第86回大会
愛媛県大会2回戦「小松ー新居浜工」
Jリーグでゴールを量産するストライカー川又堅碁。日本代表まで上り詰める小松の怪物が選手権でスーパープレーを見せる。その瞬間をカメラが捉えた。撮影:荻山雄一(第86回担当ディレクター)

#5 愛媛FC實好監督 激闘の記憶
第69回大会
愛媛県大会決勝「南宇和―松山商業」
証言者:實好礼忠(南宇和高校出身)
高校2年で全国優勝メンバーとなった實好監督。その10年前に石橋監督から言われた言葉とは。そして連覇を目指した県大会決勝で…。

#4 “劇的”大逆転!有間(FC今治)が忘れられない試合
第89回大会
愛媛県大会準決勝「宇和島東―今治東」
証言者:有間潤(宇和島東高校出身―FC今治)
FC今治の有間潤が躍動した大会。中でも有間が「劇的」と評するのが準決勝だ。2点差に追い込まれた宇和島東。そこからドラマティックな展開を見せる。

#3 Jリーガー激闘の記憶
第90回大会
愛媛県大会決勝「済美―松山工業」
証言者:藤本佳希(済美高校出身・愛媛FC)
愛媛FCのエースストライカー藤本佳希が躍動した大会。決勝は松下佳貴(現・ベガルタ仙台)率いる松山工業との対戦となった。その試合で、藤本のサッカー人生における
「ナンバーワン」ゴールが生まれた。

#2 実況アナウンサーは見た!
第50回大会
愛媛県大会決勝「壬生川工業―新田」
証言者:宇都宮基師(当時アナウンサー)
愛媛初のサッカー実況中継は高校サッカー選手権だった。県大会決勝のわずか1か月前、突然告げられた業務に宇都宮基師アナウンサーは。

#1 実況アナウンサーは見た!
第70回大会
愛媛県大会決勝「八幡浜工業―南宇和」
証言者:田中和彦(当時アナウンサー)
南宇和高校の全国優勝に立ち会った田中和彦アナウンサー(当時)の記憶に残る試合。全国優勝メンバーが残る南宇和の前に立ちはだかった八幡浜工業のエース、そして最も叫んだという決勝ゴールとは。

2021/11/04