愛媛県下の大学生による取材メンバー“フィールドミュージアムめぐり隊”が、
フィールドミュージアム構想を用いて『坂の上の雲』のまちづくりに取り組む
松山市内をめぐり、フィールドワークのように取材!
県内外の出身者が入り混じる学生の目線で、まちの歴史・文化・自然といった貴重な資源、
そうしたものを活かして活動している市民の方々の取り組みなど、
フィールドミュージアムに魅力を与えてくれているものや人を紹介していく。
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■“坂の上の雲”のまちづくりとは?
長い封建社会から解放され身分を越えて、皆が外国に負けない近代的な国をつくろうと、
1つの目標を共有した明治時代。
その明治時代の人々が持っていた気概や情熱、目標に向かって進む行動力や高い理想、
目標をみつめて登っていった生き方に学びながらすすめているまちづくりのこと。
■“フィールドミュージアム”とは?
『坂の上の雲』ゆかりの場所や地域固有の資源が点在するまち全体をミュージアムと
見立てることです。松山城周辺をサブセンターゾーン、そのまわりに6つのサブセンターゾーンを配し、ゾーンごとに地域固有の資源を再発掘。“松山らしさ”を活かしたまちづくりに
市民主体で取り組んでいます。
これらのゾーンを一体化して松山全域を屋根のない1つの博物館と捉え、
回遊性の高い物語のあるまちにしようとするのがフィールドミュージアム構想です。
【センターゾーン】
中心市街地。交通と観光の拠点で、坂の上の雲ミュージアムを中心に、
松山城、秋山兄弟生誕地、子規堂など、小説ゆかりの史跡・施設も多い。
【サブセンターゾーン】
道後温泉、松山総合公園、三津浜・梅津寺、久谷・砥部、風早、忽那諸島の
6つの地域を設定し、固有の地域資源を活かしたまちづくりを進めている。
【サテライト】
小説ゆかりの地を含む地域資源で構成されている。センターゾーン、
サブセンターゾーンを結ぶ役割を持ち、ネットワークと回遊性の機能を高める。
■“まつやまフィールドミュージアムめぐり隊”とは?
愛媛県下の大学生で結成された取材チーム。松山の各地域をめぐり、地域資源・歴史文化の発掘を行いながら、学生らしいフレッシュさで地域の人々の魅力を引き出し、体当たりの取材を行う。松山の魅力をラジオ・ウェブを通して発信していく番組の強力なサポーターだ。
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