8月のショートショート朗読

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By番組スタッフ

毎月第3週は、松山おはなしの会のメンバーの方にご出演いただき、

どなたにでも読みやすい、ショートショート作品を朗読していただいています。

8月16日のご出演は、

松山おはなしの会  弓削 朱美さん。

今回は、第16回坊ちゃん文学賞 佳作 「思い出カジノ」眞山マサハル/著 を朗読していただきました。

 

弓削さんは、今回の朗読のために原稿を手書きで清書して、物語を何度も読み返してくださってました。松山おはなしの会でストーリーテラーとしてお話を覚える時も、同じようにして物語に入り込むのだとか。

 

この物語の舞台は普段はあまり身近な場所ではない「カジノ」。しかも賭けるのは「自分の記憶」。

何度も読むうちに、はじめのうちは想像し難かったシチュエーションがまざまざと浮かぶようになり、いくつもの伏線がラストにつながるさまが鮮やかになってくる、とても素敵な作品でした、とのこと。

この文字数でこういう展開・・!

なにかアイデアさえあれば、ショートショートを描いてみるというチャレンジも素敵だな、という、手書きの清書で文字数のイメージを掴んでくださったからこその感想もお話しくださいました。

OAの続き、弓削さんによるこの作品の全編の朗読はこちらから。

 

2020年8月16日(日) 16:15~16:25  放送

再放送:2020年8月22日(土)17:50~18:00