2018年8月のゲスト

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By番組スタッフ

2018年8月のゲストとおすすめの本のご紹介です。

 

8/5放送

P・SPO24湯渡店店長の近藤幸志郎さん

『心を整える 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(幻冬舎 )長谷部誠/著

先だって開催されたサッカーワールドカップで、日本の頼れるキャプテンとして注目を浴びた長谷部選手の著書。こちらが発売された当初、愛媛マンダリンパイレーツで活躍していた近藤さんが、ふと手に取って読んだところ、心が軽くなった、という1冊です。スポーツをしている人、何かに取り組んでいる人、焦りや不安を感じることは誰しもあることですが、そんな時にぜひ読んでほしい、とのことでした。

 

8/12放送

坊ちゃん劇場ミュージカル「よろこびのうた」俳優の小林遼介さん

『板東俘虜収容所物語』(光人社NF文庫)棟田博/著

ミュージカル「よろこびのうた」で、上演期間の前半は、物語の要となる松江豊寿所長役を演じ、後半は主役ミハエル役を演じるというハードスケジュールを過ごしている小林さん。ミュージカルの題材となった、日本で初めて「第九」が歌われた徳島の「板東俘虜収容所」について描かれた本をご紹介いただきました。その細かい描写から、当時の空気感まで感じられて、その時代を生きていた人たちを想像できます。この本を参考に演技を考えたシーンもあり、ミュージカルと一緒に楽しんでもらいたい1冊、とのことでした。

 

8/19放送

松山市立図書館図書館司書 小池ひろみさん

『日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日』(愛媛新聞社)神野紗希/著

2017年、1日ずつ子規・漱石の俳句が紹介されていた愛媛新聞掲載の連載ものがまとめられた1冊。選者の神野さんの解説がとても面白く読みやすいうえ、コラムでは子規と漱石の友情やエピソードも紹介されていて、かなり内容が充実しています。新聞で毎日連載を読んでいた方も、読んだことがない方も、ぜひ手元に置いて、俳句と子規と漱石の物語を楽しんでください。

 

8/26放送

明屋書店中央通店店長の岡村雄介さん

『ぼくらの七日間戦争』(KADOKAWA)宗田理/著

以前、映画化もされた長年愛され続けている作品。岡村さんが始めて読んだのは学生時代、学生目線で共感したり興奮していたけれど、今読み直すと、理不尽な大人たち側の主張も少し理解でき、より深く物語を読む事がでる、とのこと。2019年にはアニメ映画化も決定しているので、改めて注目したい1冊です。

 

※8/12ご出演 俳優の小林遼介さん