20228/9
毎月第1週は学校図書館関係者からのおすすめの1冊をご紹介いただいています。
8/7の放送でお話を伺ったのは、新玉小学校 学校図書館主任 佐伯志津子さん でした。
ご紹介いただいた本は、『しんごうきピコリ』あかね書房 ザ・キャビンカンパニー/著。
信号といえば、赤・青・黄。普通の信号機の絵本かと思いきや、ピンクや緑、紫、オレンジと、7色の信号機が出てきます。
読み聞かせの時には、なじみのない信号機の色がでてくるたびに子どもたちの驚きや喜びの反応がしっかりと返ってくる「間違いない」1冊だそうです。
佐伯さんご自身が大好きな絵本で、新玉小学校でも度々登場して、子どもたちへの人気も確信しているので、本屋さんでも絵本コーナーで本選びに迷っているお母さんに話しかけておすすめしたりすることもあるんだとか。
大人も子どもも読んでて楽しい1冊。
著者のザ・キャビンカンパニーは、阿部健太朗さんと吉岡紗希さんによる二人組の絵本作家です。
鮮やかな色使いから、外国作家さんかな?と思うほどのインパクトなのですが、じっくり見ていくと、細かい絵柄も魅力的で、最後まで見応え充分。
ザ・キャビンカンパニーの作品は、この「しんごうきピコリ」のほか、「だいおういかのいかたろう」という人気作もあります。
要注目の絵本作家さんです。