ラジオのような心地よい筆致

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By番組スタッフ

6/26放送のゲストは、松山市議会議員 松波雄大さん でした。

若手市議である松波さん。若い世代が、松山って何もないよね・・という声を聞き、ないと思うなら楽しいと思うことや場所を作ればいい!と、様々な世代を巻き込んで活動を広げています。

道後をアートで彩る「道後オンセナート」にも力を入れており、現在、若者たちの映えスポットとして人気となっているのはご存知のとおり。

「道後オンセナート2022」は、来年の2月まで開催中です。

 

さて、今回松波さんにおすすめいただいた本は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』新潮社 ブレイディみかこ/著。

イギリス在住の著者のブレイディみかこさんが、イギリス人のご主人とのお子さんを主人公に、イギリスでの生活を綴った作品です。

舞台は自分の家庭と通っている中学校。今の社会全体の縮図を思わせるエピソードが盛りだくさんで、色々と考えさせられる内容なのですが、ブレイディさんのサバサバとした歯切れ良い語り口調が心地よく、一気に読み進められます。

松波さんはラジオも大好きで、テンポよくパーソナリティーが抜群の言葉選びで進行していくラジオ番組のような面白さと心地よさがある!と絶賛。

大人にも主人公と同世代のみなさんにもおすすめの1冊です。