入社して出会った本

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By番組スタッフ

5/29放送のゲストは、松山エデンの園 園長 橋本美穂さん でした。

今年の春から松山エデンの園の園長となった橋本さん。県外から就任されたそうですが、全国的には比較的小規模な介護付き有料老人ホームである松山エデンの園は、のんびりと暖かい雰囲気がとても心地よくて、入居者の方に色々と教わっている、とお話されていました。

 

ご紹介いただきましたおすすめの本は、『夜もひるのように輝く』講談社 長谷川保/著。

一代で、聖隷福祉事業団を作った長谷川保さんの半生を描いた自叙伝です。

静岡県に本社を置く、保健、医療、福祉、介護を事業とする社会福祉法人 聖隷福祉事業団で、「エデンの園」もその1つの施設です。聖隷福祉事業団では、入社後に皆さんに渡されるそうなんですが、橋本さんも最初にこの本を読んでから、なにかある度に何度も読み返しているそうです。

戦前、戦後、キリスト教信仰のもとに、当時の不治の病である結核患者を受け入れ、献身的にお世話をしていたという長谷川保さんの姿勢は、橋本さんにとって大変印象深かったのだとか。

仕事をするうえで指針となる1冊があるというのは、とても素敵なことですね。