202112/27
12/12放送では、学校図書館関係者からのおすすめをお送りしました。
ご出演は、学校図書館アドバイ ザーで、学校図書館を支援するグループ「Laひと」の 日野弘子さん。
今回ご紹介いただいたのは、『おおにしせんせい』講談社 長谷川義史/著 です。
この物語は、著者の長谷川義史さんの、絵本作家としての原点ともなった体験が描かれた絵本です。
5年生の新しい担任、おおにしせんせいの初日の授業は、なんと一日図画工作。
豪快だけど優しい「おおにしせんせい」の授業で、「ぼく」の心が動いて自分なりの素敵な作品を作り出す、という物語。
「おおにしせんせい」との出会いが「ぼく」を変えていく。
子どもに読んでほしいのはもちろんですが、子どもとの関わり方を考える大人にも読んでもらいたい1冊です。
長谷川さんの絵本は、「いいからいいから」や「ぼくがラーメンたべてるとき」など有名なものも多いですが、独特の画風で、どれも面白くユニークなんだけど、何かしら受け取るべきメッセージがある本が多いので、ぜひ色々な物語を楽しんでみてほしいとのこと。
ぜひ自分の好きな物語を探してみてください。