筋金入りの本好き女子大生

In Category番組ブログ
By番組スタッフ

毎月第2週は、児童生徒学生の方からその世代の皆さんへのおすすめ本をご紹介しています。

7/18放送のゲストは、松山東雲大学4年生 白川茉莉さんでした。

白川さんは昔から本が大好きで、小さい頃から、絵本、児童文学、小説、純文学と様々なジャンルの読書歴を持ち、読みたい本も多いため、最近は読書アプリで読んだ本、読みたい本を管理しているそうです。

外出時には帰る前に必ず本屋に立ち寄る、という「本屋好き」でもあるそうで、読書は電子書籍より断然紙の本でというこだわりも。

ページをめくる質感や、読み進めて左側のページが減っていく感覚がたまらないとのこと。常に鞄に入っているという現在読んでいる本を見せていただくと、お気に入りのブックカバーをつけて大事に読んでいる様子が伺えました。

しかも、気分によって読む本を変えられるように持ち歩いている本はテイストの違うものを2冊以上。

聞けば聞くほど読書への愛を感じます・・!

 

そんな白川さんのおすすめ本は、『ラブコメ今昔』 KADOKAWA 有川浩/著

物語は広報担当の女性自衛官が、コラムのために上司の結婚の馴れ初めを聴くことからはじまります。

自衛隊の方々の等身大のラブストーリーが綴られている6編の連作短編集で、コミカルな部分もありつつ、自衛隊独自のシビアな側面も取り上げられていて、楽しめて色々と考えさせられる作品でもあります。

人気作家の有川さんの作品はどれも読みやすく、好きな作家さんの一人だそうで、白川さんはこの本と合わせて、「自衛隊3部作」と呼ばれる作品も読破。

(有川浩さんの『塩の街』『空の中』『海の底』。3作品ともに主要登場人物に自衛隊員が関わっていて、「自衛隊3部作」と呼ばれています。)

すっかり自衛隊を身近に感じるようになり、自衛隊主催のイベントに出かけたり、インスタグラムをフォローして日々の情報を知ったりと、作品をきっかけに新しい世界が広がったそうです。

 

ちなみに、『ラブコメ今昔』以外にも、「自衛隊3部作」の番外編ともいわれる「クジラの彼」などもあり、合わせて読みたい作品が目白押し。

ぜひチェックしてみてください。