201月
毎月第2週は、児童生徒学生の方からその世代の皆さんからのおすすめ本をご紹介しています。
1/10放送のゲストは、
愛媛県立医療技術大学 臨床検査学科 1年生 橋本 望央さん でした。
本が大好きで、昔からお小遣いを本の購入につぎ込んでいた、という橋本さん。
最近は勉強も忙しくて、読書の時間が減っているそうですが、以前読んで、後にコミカライズされたものもいち早く買った、というお気に入りの1冊をご紹介いただきました。
おすすめ本は『思い出のとき修理します』集英社 谷瑞恵/著。
都会を離れ、思い出の土地に引っ越した主人公の明里。商店街の片隅にある時計屋さんと出会い、商店街で起こるちょっぴり不思議な事件に巻き込まれていくというストーリー。
シリーズ化もしている人気作品です。
不思議な事件の謎解きが連作短編集となっているので、とても読みやすく、少しノスタルジーを感じる舞台で繰り広げられる物語は、橋本さんいわく、とてもキレイなお話です、とのこと。
原作の小説がコミック化もされていて、小説は情景や心理描写が細かく書かれているので、より共感しながら読むことができるし、漫画の方はぱっと見て分かりやすいので、どちらもおすすめですが、原作を知っているからこそ楽しめる部分があるそうで、どちらを先に手にとったとしても、できれば両方楽しんでもらいたい作品だそうです。
ぜひ、チェックしてみてください。