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著者は「世界一のセールスマン」

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毎月第2週は、児童生徒学生の方からその世代の皆さんへのおすすめ本をご紹介しています。

8/8放送のゲストは、愛媛大学 社会共創学部 地域資源マネジメント学科 農村漁村マネジメントコース 2回生 渡部 修平さん でした。

渡部さんは、学生がソーシャルベンチャーに挑戦するという企画で、2020年にグランプリを受賞、その後も、興居島で活動を行う「しまいる」の立ち上げ、生まれ育った東温市で活動する「NEXTOON’s」などの学生団体での活動を行ったり、大学で学ぶこととリンクさせて精力的に日々を過ごしています。

 

そんな渡部さんのおすすめは、

『シュガーマンのマーケティング 30の法則 お客様がモノを 買ってしまう心理学トリガーとは』 ジョセフ・シュガーマン/著。

著者は、アメリカのテレビ通販でサングラスを2000万本以上売ってきた経験を持つ、ダイレクトマーケティングの成功者。

セールス・マーケティングのポイントを綴ったものですが、そのノウハウはモノを売る、ということだけではなく、自分をどう表現して人とのつながりをどう広げていくのか、ということに繋がっている、と言う渡部さん。

人の心を動かす「心理的トリガー」について、ビジネスでマーケティングに関わる人はもちろん、自分がやりたいことを見つけようとしている学生さんにもぜひ読んでいただきたい1冊、とのこと。

渡部さんがこの本を手にとったのは、メンタリストのDaiGoさんが、10倍の値段で買って損をしない本だ、と紹介していたのを目にしたのがきっかけだったそうで。

本の帯にも、かなり大きめのDaiGoさんの写真と推薦コメントが記載されていて、シュガーマンを知らなくても、DaiGoさんは知っている、という人にも、かなり目をひく表紙となっています。

ぜひチェックしてみてください。

夏休み中の中高生へ

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毎月第1週目は学校図書館関係者からのおすすめをお送りしています。

8/1放送では、東温市学校図書館支援活動 講師 で、JPIC読書アドバイザーの武智倶子さんにお話を伺いました。

夏休み、図書館支援のお仕事は、図書館整備や新しい本の選定など、普段はできない作業も加わる時期。

各学校の担当教諭の先生方と相談して、学校ごとにどんな図書を加えるか、配置換えをどうするか考えるのは、大変そうですが楽しそうです。

 

さて、今回おすすめいただいたのは、夏休み中の中高生にぜひ読んでいただきたい!という1冊。

「990円のジーンズがつくられ るのはなぜ?」長田華子/著 (合同出版) です。

 

これは、アジア経済やジェンダー論を研究する著者の長田さんが、ファストファッションに焦点を当ててバングラデシュで起こっていることを論文にしたものを、中高生向けにまとめた本です。

安価なファストファションの衣料がどうやって生産されているのか、それによって引き起こされている問題について、わかりやすい文章、データや資料の表示に解説と、とても丁寧に綴られています。

中高生の自由研究や調べ学習、読書感想文にもぴったりの内容で、論文を学ぶ高校生大学生にとっても大いに参考になります。

何かに対して疑問を持つことが、視野を広げる第一歩という武智さん。

こういった本との出会から、ぜひ世界情勢や社会問題、それまで知らなかった世界に興味を持っていただきたいですね。

2016年に発売された本ですが、フェアトレードが注目されたり、持続可能な社会の実現を叫ばれている今、改めてじっくり読んでみたい内容です。

若い世代の方はもちろん、幅広い年齢層の方にもおすすめです。

 

 

チーズはどこへ消えた

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7/25放送のゲストは、松山大学 経済学部 教授   熊谷太郎さん でした。

熊谷教授は、大学で教壇に立つほかに、久万高原町の由良野の森の「ブナの森づくりプロジェクト」の活動もされています。

これは、ブナの種を拾い集め、苗木を育て、一本ずつ植え育てて、半世紀前まで保守されていた奥山を再生することで、里山の生活体験から、自然と人との関わりと気づきを創造するプロジェクト。教授の教え子の学生の皆さんにも合宿などで自然との共存を体験してもらっているそうです。

 

そんな幅広い活動をされている熊谷さんのおすすめの1冊は、『チーズはどこへ消えた?』扶桑社 スペンサー・ジョンソン/著。

迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。迷路をさまよって「お宝」であるチーズを発見したけれど、ある日チーズが消えてしまいます。

その時のネズミと小人の行動は?

 

単純なストーリーですが、状況の変化にどう対応していくべきなのかが説かれています。

変化が早い今の社会、柔軟に対応していかないと生きるのが辛くなってしまうもの。自分の価値観だけにとらわれず、行動することの大切さを教えてくれる一冊です。

熊谷教授も、どちらかというと行動より分析をはじめてしまうタイプ、とのことで、この本を読んでハッとしたそうです。
2000年に発売されてベストセラーになった本著、実は話題のベストセラーとは知らずに手にとったけれど、本の内容に深く感銘を受けて、その後、周りの人におすすめするだけでなく、ゼミの学生の皆さんには本を読んでレポートを書く課題を出しているんだとか。

 

今の自分はネズミなのか小人なのか。自分にとってのチーズは何なのか。

シンプルで短い話なのに、テーマは深い。

みなさんも、身近な人とこの作品とともにテーマを語り合ってみてください。

 

 

 

7月のショートショート

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毎月第3週は、松山おはなしの会のメンバーの方にご出演いただき、

どなたにでも読みやすい、ショートショート作品を朗読していただいております。

7/18放送にご出演いただいたのは、松山おはなしの会 副会長 岸 浩子さんでした。

松山おはなしの会でも最年長という岸さん。

昔から朗読ボランティアのご経験などもあり、長年のキャリアから、朗読やおはなしを提供する場所が増えてきたこと、聞き手側の受け取り方の変化なども感じながら、楽しく活動しているとのこと。

 

今回は、第17回坊ちゃん文学賞 佳作『ハードルの係』(作・藤白幸枝)を朗読・紹介いただきました。

物語の主人公の職業は『ハードル設置係』。

『ハードル設置係』が設置するハードルは、人の人生上の試練になるもの。

始めた頃は、単純作業で高収入、特別公務員という肩書も気に入っていたが、今はすぐにでもやめてしまいたい・・。

 

それは確かに、大変なお仕事。いかにもショートショートらしい設定の物語を読みすすめると、なるほど、と自分のこれまでの人生を振り返る方も多いと思います。

岸さんも、この物語を読んで、自分が想像した結果にならないことや、思うようにならないことも多かった・・とご自身の人生を振り返りながら、でも、どんなハードルも乗り越えられないものはない、と、読了後に気づかせてもらった気がする、とお話してくださいました。

人生の大先輩としてのお言葉。重いです。

物語の全編は、岸さんの朗読でぜひお楽しみください。

筋金入りの本好き女子大生

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毎月第2週は、児童生徒学生の方からその世代の皆さんへのおすすめ本をご紹介しています。

7/18放送のゲストは、松山東雲大学4年生 白川茉莉さんでした。

白川さんは昔から本が大好きで、小さい頃から、絵本、児童文学、小説、純文学と様々なジャンルの読書歴を持ち、読みたい本も多いため、最近は読書アプリで読んだ本、読みたい本を管理しているそうです。

外出時には帰る前に必ず本屋に立ち寄る、という「本屋好き」でもあるそうで、読書は電子書籍より断然紙の本でというこだわりも。

ページをめくる質感や、読み進めて左側のページが減っていく感覚がたまらないとのこと。常に鞄に入っているという現在読んでいる本を見せていただくと、お気に入りのブックカバーをつけて大事に読んでいる様子が伺えました。

しかも、気分によって読む本を変えられるように持ち歩いている本はテイストの違うものを2冊以上。

聞けば聞くほど読書への愛を感じます・・!

 

そんな白川さんのおすすめ本は、『ラブコメ今昔』 KADOKAWA 有川浩/著

物語は広報担当の女性自衛官が、コラムのために上司の結婚の馴れ初めを聴くことからはじまります。

自衛隊の方々の等身大のラブストーリーが綴られている6編の連作短編集で、コミカルな部分もありつつ、自衛隊独自のシビアな側面も取り上げられていて、楽しめて色々と考えさせられる作品でもあります。

人気作家の有川さんの作品はどれも読みやすく、好きな作家さんの一人だそうで、白川さんはこの本と合わせて、「自衛隊3部作」と呼ばれる作品も読破。

(有川浩さんの『塩の街』『空の中』『海の底』。3作品ともに主要登場人物に自衛隊員が関わっていて、「自衛隊3部作」と呼ばれています。)

すっかり自衛隊を身近に感じるようになり、自衛隊主催のイベントに出かけたり、インスタグラムをフォローして日々の情報を知ったりと、作品をきっかけに新しい世界が広がったそうです。

 

ちなみに、『ラブコメ今昔』以外にも、「自衛隊3部作」の番外編ともいわれる「クジラの彼」などもあり、合わせて読みたい作品が目白押し。

ぜひチェックしてみてください。

ねこの絵本

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毎月第1週目は学校図書館関係者からのおすすめをお送りしています。

7/4放送では、東温市学校図書館支援活動 講師 で、JPIC読書アドバイザーの武智倶子さんにお話を伺いました。

武智さんは図書館支援活動を通じて、子どもたちへ読書の楽しさを伝えて、本の読み方を教える「読書へのアニマシオン」を積極的に取り入れていて、子ども世代への読書推進に尽力していらっしゃいます。

 

今回ご紹介いただいた本は、『なまえのないねこ』小峰書店 竹下文子/文 町田尚子/絵。

ひとりぼっちの野良猫が、名前を持っている猫に憧れて自分の名前を探すというお話のなかで、野良猫はある女の子と出会って、自分が本当に欲しかったのは名前じゃなかったんだということに気づきます。
小学校で読み聞かせをしていると、どの学校でもこの部分で子どもたちから声があがるんだとか。

「飼い主が欲しいんだ!」「拾ってほしいんだ!」。

物語が伝えたいことがどの子にも伝わっている、と感じる瞬間で、お話の展開の進め方、絵の表現、この絵本の力のすごさを実感するそうです。

この本は、JPIC読書アドバイザークラブの「第1回 親子で読んでほしい絵本大賞」2位の作品でもあります。

親子でコミュニケーションを取りながら読むとより楽しめる作品だそうで、例えば表紙の裏に描かれた猫のイラストと同じものが裏表紙の内側にも描かれていて、裏にだけ名前が書かれているので、もう一度絵本をめくってどのイラストの猫が登場しているのか親子で話しながら探すのも楽しかったり、本編に登場する女の子も、猫グッズを持ってて猫が好きなんだね、と話ができたりと各ご家庭で色々な発見ができるようです。

 

また、猫の絵がデフォルメされた可愛らしさでなく、写実的な可愛らしさなのは、猫好きな方にはたまらないポイントで、大人にもおすすめの絵本です。

ぜひ手にとってみてください。

 

 

教育現場、組織のなかで大切なこと

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6/27放送のゲストは、株式会社 カイシン  代表取締役 牧野真雄さんでした。

牧野さんは、企業コンサルタントとして、特にチームビルディングの研修を行っています。

チームをどう作り各自の能力をどう活かすか、また、効率的に作業をすすめるために必要なものは何か、チームビルディングという考え方が今後ますます必要になってくる、といいます。

そんな牧野さんがおすすめしてくれた1冊は、『学級崩壊立て直し請負人』 新潮社  菊池省三/著。

 

著者の菊池省三さんは、元々小学校の先生で、北九州で荒れた学級を次々に改善していったという人物。どのようなことをして学級を立て直していったのか、なぜ学級が崩壊するのかについて書かれています。
牧野さんは、この本が説いていることは、チームビルディングと全く同じことだ、と感じそうで、教育現場の方や保護者の方向けかと思いきや、会社や組織でチームづくりに役立つ内容だったことに驚いたそうです。

 

この本に感銘を受けた後、菊池先生への講演の依頼などからご縁ができて、他のコンサルタント仲間とも協力して、今後菊池先生との共著で本を出す計画も進んでいるんだとか。

菊池先生とは、教育も含め人づくりについてのお話をすることも多いそうで、将来、人とのコミュニケーション能力に特化した学科を作りたい、と教育現場の人たちと話を進めているそうで、今後の展開も楽しみです。

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