6月第3週のショートショート。

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6月も第3週目は、松山おはなしの会のメンバーの方にご出演いただき、どなたにでも読みやすい、ショートショート作品を朗読していただきます。

6月21日放送のご出演は、

松山おはなしの会  田中 由美 さん

今回は、第15回坊ちゃん文学賞 大賞 「オトナバー」 塚田 浩司 著 を朗読していただきました。

田中さんは、高校で非常勤の国語教師をされているかたわら、松山おはなしの会でのボランティア活動も精力的に行われています。

絵本が好きで、読むのも紹介する機会も多いんだとか。高校の授業でも、教科書に出ている現代文と同じテーマの絵本を紹介して、物語が言わんとしていることは何か考えてもらうと、わかりやすいし視野も広がる、と生徒にも好評なんだとか。

そして、ショートショートも短いなかにオチがしっかりとあって大好き、とのことで、昔は星新一さんを読みふけっていたそうです。

今回ご紹介した「オトナバー」も、物語の伏線の張り方、その回収の仕方、ラストにかけてのオチも、素晴らしい作品ですね、とのこと。

ショートショートならではの軽やかさ、ちょっと不思議で、温かい物語。

田中さんの素敵な朗読で綴られる「オトナバー」、ぜひ楽しんでみてください!

 

■作品名:坊ちゃん文学賞2019大賞「オトナバー」
■朗読者:田中由美(松山おはなしの会)

 

6月第2週、中学1年生のおすすめ

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6月14日放送のご出演は、

愛媛大学付属中学校 1年生 村上雄彦さん。

おすすめの本は、

『 絵物語古事記』偕成社 富安陽子/著 ほか、様々な「古事記」の本です。

一番最初は、お父さんが持っていた「古事記」を読んで面白い!と思ったそで、それから様々な視点や切り口で説かれる書籍を探して読んでいるんだそうです。

古事記は日本の神様の国作りのお話。

神様を生んでいく昔の人の発想など、お話としても面白いし、「絵物語古事記」のように挿絵つきでとてもわかりやすいものもあれば、古事記のエピソードが昔話の桃太郎につながっていることが描かれている書籍があったり、どの「古事記」の本を読んでも面白さがあるとのこと。

また、「古事記」に由来した神社やお寺、遺跡が残っているのもすごいと思うし、なかでも村上さんは「古事記」で黄泉の世界につながる場所の舞台とされているところに行ってみたいんだとか。

子どもたちが、本をきっかけに色々な体験を広げてくれるといいな。

6月第1週こどもたちへ

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毎月第1週目は学校図書館の支援をしている方からのおすすめをお送りしています。

6月7日放送のご出演は、

松山市立清水小学校の図書館で支援をされている、木村 英理子さん

ご紹介いただいた本は

『なんだろうなんだろう』 光村図書出版 ヨシタケシンスケ/著

でした。

ヨシタケシンスケさんといえば、子供から大人まで幅広いファンを持つ、今一番旬と言っても過言ではない絵本作家さん。

この本は、道徳の教科書のコラムをまとめたものに書き下ろしを加えたものです。
「がっこうってなんだろう」「たのしいってなんだろう」抽象的で漠然としたテーマについて描かれています。

ヨシタケシンスケさんならではの発想でユニークに展開されていきますが、
木村さん曰く、「正解は自分で考えてね」としているところもポイント、とのこと。
学校で、家族で、この本の内容のついてディスカッションしてみるのも楽しそうです。

5月第5週

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今月は日曜が5回。第5週のゲストは、

(株)OVE Enterprise 代表取締役社長 大政 大祐 さん。

サムライダイニングといえばご存知の方もいらっしゃると思いますが、市内に何店舗も居酒屋を展開していて、新たにキッチンカー事業なども手がけています。

ご紹介いただいたのは、

『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』ダイヤモンド社 山口 周 / 著。

 

大政さんは、去年この本が発売された頃、キッチンカー事業を立ち上げようとした際に読んで感銘を受けたそうなんですが、

あれから約1年。

飲食業界がコロナ危機で苦しい状況に立たされているなか、改めて読み返してみると、1年前とは違うところが響いて、違う気づきをもらったといいます。

こんな時だからこそ、経営者の方、ものづくりをされている方には特に読んでもらいたい、とおすすめいただきました。

そして、誰しもが人間関係や生き方に悩む時があると思います。

そんな時にこの本を読めば、新しい「見方」で、その悩みから解放される何かを見つけられるかもしれない、とのこと。

ぜひ手に取ってみてください。

5月第4週のゲスト

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今回のゲストは、あい整体院 雄郡小学校前院 院長 井上翔太さん。

ご紹介いただいた本は、あい整体院にも常備して訪れる方にもおすすめしているという、

『腰痛の9割は水で治る』かんき出版 髙橋洋平/著

です

 

埼玉県で整骨院を開業している著者は、開業3年でのべ1万人の患者が受診、90%以上の方がリピーターとなっているという、その界隈では話題の人なんだとか。

そのものズバリなタイトルに、「ホント!?」と言いたくなりますが、それくらい私たちは水をあまり飲んでいなくて、そのために身体に不具合が現れるのだ、ということが丁寧に説明されています。

あい整体院の患者さんも、井上さんに腰痛を訴える方がかなり多くて、身体への施術と合わせて、この本を参考書のように示して、普段の生活習慣の改善をアドバイスしているそうです。

腰痛予防のためのストレッチ、筋トレ、または寝具や座椅子などのグッズ選び、腰痛に対する対策は色々とありますが、まずは原因・対策・予防について、腰痛持ちの方にはぜひ読んでみていただきたいと思える1冊。

 

コーヒーは飲んでも水はあまり飲んでないかも、というあなた。

ブレイクタイムの飲み物とは別に、水をお側に置いておきましょう。