2019年7月のゲストとおすすめ本

In Category番組ブログ
By番組スタッフ

7/7放送

北久米どい歯科 副院長 土居訓枝さん

『糖尿病がイヤなら歯を磨きなさい』(幻冬舎)西田亙/著

松山市内の糖尿病専門内科医の西田先生が、歯周病が体に及ぼす影響を自身の経験をふまえて説いています。西田先生ご自身が、歯を磨くことで様々な良い効果が得られ、今はすっかりやせられて、糖尿病予備軍を脱したという体験をお持ちだとか。お口の健康状態がこんなにも身体に響くものかと驚かれると思います。

土居さんの、身体の細菌をなくすことはできませんが、管理すれば必ず良い状態になりますので、ぜひ早い段階でのケアを、との言葉が印象的でした。

 

7/14放送

松山大学 小倉安加里さん

『ありがとうの神様』(ダイヤモンド社)小林正観/著

松山市の小倉葬祭社で代表を務めるお母様の背中を見て育ち、現在学業と実家の仕事の手伝いを両立させている小倉さん。子どもの頃から、家族に「ありがとう」という感謝の思いは絶対に忘れてはいけないと言われていたことから、この本を手に取ったのも自然なことだったし、読んでみて「ありがとう」という言葉の本当の意味を改めて教えられたと語ってくれました。何事もプラス思考に変えてくれるので、悩みがある方、マイナス思考になってしまっている方におすすめです。

 

7/21放送

ブックマスター 済美平成中等教育学校 司書助教諭 玉井喜久子さん

『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』(中央公論新社)古内一絵/著

 

新しいブックマスターは、中高生世代の皆さんに本をおすすめする立場の学校の図書館司書の先生です!

まず選んでいただいたのは、玉井先生が今のお気に入りの1冊、とのこと。
「マカン・マラン」とはインドネシア語で「夜食」という意味で、昼間はダンスファッションのお店をして、夜はカフェをしているドラッグクイーンのシャールさんのお話です。カフェには色々な訳ありの人たちがやってきて、悩みを抱える人たちに、シャールさんは厳しくもあり温かい言葉を投げかけてくれます。舞台となっている設定は大人の世界の話ですが、子どもたちにも共感できる部分があると思うので、幅広くみなさんに読んでほしい一冊です。読んでいる自分も一緒に励まされます。

7/28放送

明屋書店 松山本店 西内結香さん

『うちのトコでは 6巻』(飛鳥新社)もぐら/著

県民性を題材にした都道府県擬人化マンガで、大人気シリーズ最新刊です。
擬人化されたかわいいキャラクターたちがワイワイとおしゃべりしている楽しいマンガですが、かわいいだけではなく、地理や歴史、経済も勉強できる内容となっています。WEBで連載されているマンガに加えて、描き下ろしがたくさん掲載されていますので、WEB派の方もぜひ改めて本で楽しんでみてください。

7/21放送 新しいブックマスター 

済美平成中等教育学校司書助教諭 玉井喜久子さんと