6/2放送
芸術家 市野琢也さん
『世界のなかで自分の役割を見つけること』(ダイヤモンド社)小松美羽/著
愛媛県出身の市野さん。目に見える物だけでなく、心で感じたもの、光・命の輝きを描く画家として、現在は「心絵(こころえ)」を創造の軸としています。作品はもちろん、ライブパフォーマンスなど、その活動に深い感銘を受ける方も多い注目の芸術家でいらっしゃいます。
ご紹介の本は、世界の中で自分の役割をみつけることをテーマにした、現代アーティストが記した珍しい自己啓発本です。アートに興味がある方だけでなく、自分のやりたい事を探している人にも刺激になる一冊。
6/9
就活ラボ GATI 代表 栗原 峻さん
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』(サンマーク出版)岩田松雄/著
就活中の学生と企業が本音で話せる就職活動をマッチングして、学生と企業を結び愛媛の就活市場を活性化を目指している栗原さん。
自己啓発本は普段あまり読まないけれど、仕事上、著者の岩田さんと関わることがあって読んでみたら、言葉のひとつひとつに重みや説得力があり、何度も読み返す1冊になったんだそうです。特に「リーダーは弱くてもいい」というところ、自分が上に立つのではなく、周りと一緒になって進めていくチームを作るのがリーダーであるという部分が特に心に響いたとか。
自己啓発本をあまり読んだことのない方、今リーダーという立場にいる方、そしてこれからリーダーになる方におすすめです。
6/16放送
ブックマスター 作家 宇佐美まことさん
『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 夢』(汐文社)夏目漱石 他/著
怪談を愛する宇佐美さんがジュニア世代にぜひおすすめしたい1冊!
まず、こういったテーマでの編纂が面白い!編者の東さんのセンスが素晴らしい。そこは幅広い方に読んで実感していただきたいとのこと。
そして、ジュニア用に丁寧に説明された注釈は大人が読んでも、物語がさらに深く入ってくるような内容です。
6/23放送
明屋書店空港通店 須賀京さん
『世にも奇妙な君物語』(講談社)朝井リョウ/著
ドラマ「世にも奇妙な物語」のファンである朝井先生が、朝井版「世にも奇妙な物語」として書かれたミステリー短編集!常に潜む非日常という、身近なものが題材になっておりますので、驚きも非常にリアルなものとなっています。
一つ一つが短いお話で読みやすいので、普段ミステリーを読まないという方もぜひ手に取ってみてください。
6/30放送
NPO法人 農音 田中佑樹さん
『ジョジョの奇妙な冒険 1巻』(集英社)荒木飛呂彦/著
首都圏で活動していたバンドマン達が中心となって発足した「音楽と農業で地域を結NPO」が「農音」です。松山市の中島での営農・販売活動と、移住促進を進めています。
ご紹介の漫画、『ジョジョ』は、作者の哲学や思想がとてもにじみ出ていると思う、というのが田中さんのおすすめポイントです。特に最近のシリーズには、「人の生き方」についての言葉がキャラクターのセリフとして出てきて、その言葉の一つ一つが、心にとてもしっくりときます。漫画であれ小説であれ、作家の人生観を感じることは、自分も楽しいし、いい時間を過ごすことに繋がると思います、とのことでした。
6/2放送 愛媛県出身芸術家 市野琢也さんと