毎月第4週は、明屋書店からのゲストをお招きしております。
今回は、明屋書店MEGA平田店の元屋地 綾さんにご登場いただきました。
おすすめの1冊は、『インスタント・ジャーニー』(実業之日本社)田丸雅智/著。
松山市出身のショートショート作家、田丸さん。
以前、この番組にもお越しいただきました!
田丸さんの作品は、読みやすいうえに、後に何か残る心地よさもあり、デビュー当時から作品の大ファンだという元屋地さん。
この1冊のなかには、美しい物語、心温まる物語、ユーモアのある物語、と色々なショートショートが詰められているのが楽しい、そして、読み終えると旅に出たくなりますよ、とのこと。
ぜひ手に取ってみてください。
さて、今月もリスナープレゼントを実施しています。
ご希望の方は、
ハガキに、お名前、ご住所、性別、年齢、職業、景品名、
あなたの好きな本か音楽、明屋書店へのご要望、
景品の受け取りを希望される明屋書店の店舗名をご記入の上、ご応募ください。
当選された方には引換券を郵送いたします。
ご記入いただいた受け取り希望店までお持ちください。
応募締め切り:3月10日
宛先:〒790-8691
日本郵便松山支店 私書箱1号 株式会社明屋書店 「あなたの本棚」係
まで。
たくさんのご応募お待ちしています。
※いただいた個人情報は、景品発送と番組改善のためにのみ使用させていただきます。
2/19は、ブックマスターの有限会社デュークショップ代表取締役の秋森康次さんおすすめの本のご紹介でした。
今回は漫画です。
『深夜食堂』(小学館)安倍夜郎/著。
漫画と侮るなかれ!
淡々と描かれるエピソードに共通して流れるペーソス(哀愁)がなんともいえない作品で、
ドラマ化、映画化もされた話題の漫画です。
著者の安倍夜郎さんと同郷の秋森さん。なんだか懐かしいような食材やメニューが出てくるのにも、グッとくるんだとか。
たしかに食に関することって、自分の思い出につながったり、色々とエピソードもでてくるもの。
食の力ってすごいですね。
ぜひ、手に取っていただきたい1冊です。
ただ、登場する料理を無性に食べたくなる物語が満載ですので、夜中に読む場合はご注意を。
その欲求をどうするかは、自己との戦いです。

2/12放送のゲストは、Smile mixのマーシー先生としておなじみ、愛媛大学法文学部人文社会学科(国際金融論担当)の近廣昌志さんでした。
ご紹介いただいた本は、『どうする?日本企業』(東洋経済新報社)三品和広/著。
日本には多くの素晴らしい企業があるけれど、一流とまではいかない部分もたくさんある、という視点から、これからの日本企業は何を目指すべきかが見えてくるような1冊です。
内容にある、鉄鋼、腕時計、その他、様々な業界での日本の存在感を見返して、これからの課題を示していますが、
特にマーシー先生がピックアップしておられたのは、ピアノ業界について。
お母さまがピアノの先生で、ご自分でもピアノを演奏もされるので、日本の「ヤマハ」と、世界で一流の音を出すと呼ばれるピアノを作る企業について説かれた部分は、たいへん分かりやすくて興味深かったそうです。
なるほど、な1冊。
ぜひチェックしてみてください。
