12/20放送のゲストは、毎日新聞松山支局次長の山崎太郎さんでした。
モノを書く仕事をしている分、本や映画など、常に良質のインプットをしていくことを意識している山崎さん。
実はご自宅に、本棚というものはないんだとか。本を並べている棚はありますが、山崎家ではそれは「殿堂」と呼ばれ、選びに選んだ本しかそこには並べられず、「殿堂」に並ばないものは順次処分しているそうです。
転勤が多い関係で、そうなったとのことなのですが、「殿堂」に何が並んでいるのか・・興味津々です。
そこから1つ選んでいただいたのが、今回のおすすめ本。
『クオ・ワディス 上・中・下』シェンキェーヴィチ(著)(岩波書店)です。
著者は、ノーベル文学賞も受賞したポーランドの国民的作家。日本でいうなら司馬遼太郎さんのイメージだそうです。
そして作品は、「名作」なのに読みにくさや敷居の高さはなく、本当に面白い物語なのだとか。
ご存知ない方はぜひ知っていただきたい作家さんであり、上中下巻と、物語をじっくりと楽しんでもらいたい著書です。
お近くの明屋書店で、ぜひチェックしてください。
12/13放送のゲストは、松山市在住の漫画家、水鏡なおさんでした。
現在発売中の水鏡さんのコミック「よっくんといっしょ」は、
4歳の弟と17歳の自分の日常をネタにした4コマ漫画。
クールでかわいいよっくん、実はご自分の弟さんがモデルなんだそうです。
お話を伺っていても、弟さんがとにかくかわいい姉、そんな様子がうかがえました。
かわいい弟とちょっとせつない姉のエピソードの詰まったこのコミックを、本屋さんで取り上げていただくのはもちろん、自分でも持ち歩いて手売りししたいほどだとか。笑
そして、水鏡さんおすすめの1冊は、
『自分を変えるレッスン』ワタナベ薫(著)(大和書房)。
著書のワタナベ薫さんは、ブログも大変人気のある方で、そのテーマも「美人になる方法」と、女性が輝くためのメッセージを発信しています。
この本でも、ちょっと意識をするだけで自分が変わる、と女性を応援するメッセージがたくさん込められています。
なんだか落ち込んだり、疲れたときに。読んでみてください。
12/6放送のゲストは、終のすみか探しコンサルタント岡本 典子さんでした。
ファイナンシャルプランナーとして、老後の資金計画、住まい方の相談等を専門にされています。そして数々のご経験から、ご自身の著書も発刊されました。
『後悔しない高齢者施設・住宅の選び方』岡本典子(著)(日本実業出版社)では、
シニアライフをどうすごすのか、ご参考にぜひどうぞ。
そして、岡本さんのおすすめの1冊は、
『長尾和宏の死の授業』長尾和宏(著)(ブックマン社)。
この本を読んで、自分がどんな老後を、そしてどんな最期を迎えたいか、改めて考えさせてもらった、とのこと。
自分のこと、家族のこと。世代を問わず、早くから「最期」について考えてみることをおすすめしたくなる1冊です。