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取材13日目 アンカレッジからピータースバーグへ

ピータースバーグの目抜き通り 人口はおよそ3000人

7月13日

午前11時
大山さんご夫婦がアンカレッジ飛行場までお見送りしてくれ、無事、アンカレッジを出発。
アラスカ撮影、後半戦の南東アラスカの撮影のため、ピータースバーグへ出発です。

松本さんと僕の荷物は、超ヘビー。
大型のバッグパック9個分にもおよびます。

一つのバッグを持ち上げるのも一苦労。

ピータースバーグへは、アラスカ航空で3時間かかります。

しかし、距離を見ると3時間もかかりそうにない距離なんですが・・・。

その訳は、飛行機に乗って分かりました。

飛行機は、出発から1時間で降下。
あれれ・・・

実は、ジュノーで一度着陸するのです。
まるで、乗り合いバスみたいな感じ。

アラスカでは、飛行機は日常の乗り物。
日本のように車や新幹線で行き来できる手段がないので、
飛行機が日常の足なのです。

ジュノー空港はどう見てもちょっと大きめのバスの待合所みたいな感じ。
小じんまりした空港です。

ジュノーで待つこと1時間。

さて、飛行機が出発です。
もう一度飛行機に乗ろうとしたその時、
松本さん、偶然にクジラの研究者に会います。

研究者「オウ! >+**?』`『`『!」
松本さん「オウ! <L>+*+`P`P`!!!」

何やら、研究者も松本さんも興奮気味。
早く、搭乗して!とスタッフにせかされながらも、

研究者「オウ! >??__<+*!」
松本さん「オウ!>+P`>+*」

二人ともすごく、興奮してます。

飛行機の中で、聞くと、

彼らが今回の調査中に、バブルネットフィーディングを60回見た、というのです。

バブルネット・フィーディングとは、
クジラがニシンを食べるとき、グループで行う漁のことです。

松本さんは、このバブルネット・フィーディングに出会わんがために、これから無人島に向かうのです。

クジラという合い言葉で興奮し合う2人でした。

飛行機は、さらに、ピータースバーグへ。
1時間で到着。

ピータースバーグの空港は、学校の教室くらいの一部屋。
その一部屋で、チェックインとチェックアウトが行われます。

空港には、松本さんの友人、そして、僕らが数日間居候させてもらう、ドンさんが迎えにきてくれました。

ドンさんは、パソコンの技師であり、
夏場は、船の操縦し、クジラの研究者や松本さんのような人をトランスポートします。

ドンさんは、大柄でひげを蓄えた、優しそうな人です。

ドンさんの大きなトラックには、僕らの大型の荷物9つが軽々と入ってしまいます。

トラックが走り始めると、すぐに海。

ピータースバーグは、人口3000人ほどの小さな漁村です。

でも、観光地としても有名でホテルもあるんだそうです。

海辺に立つ家々は、緑のなかにポツリポツリと美しく溶け込んでいます。

ドンさんの家に着くと、黒クマにそっくりな愛犬ハードリーが激しく出迎えてくれます。
これから、ドンさんの家では、ハードリーと一緒です。

明後日には、ピータースバーグを出発し、ドンさんの船で、たくさんの熊が棲息する場所へ移動します。

その為に、ゼッタイに買っておかなければ行けないのが、熊よけのスプレー。
あれ!?
北極圏で持ってたでしょ。
と思う方がいるかもしれません。

そう、最初のブログを呼んでくれてる人は、疑問に思うかもしれません。

そうなんです。

熊よけのスプレーは、飛行機に載せることが出来ないので、
各地でそれぞれに購入する必要があるのです。

熊よけスプレーは、中身は強烈な唐辛子エキス。
10mくらいまでとどくらしいです。
形は、超小型の消火器といったところ。
さて、ハウマッチ?

ピータースバーグのメインストリートで、
熊よけのスプレー他、買い物をすませ。

ドンさんの奥さんの手作りの夕食を頂きます。
スパゲティと焼きたてのパン おいしい!
本当にありがとうございます。

食事が終わると、あのドンさんのどでかいトラックを借りて、
松本さん、アラスカの海でクジラを撮影するためのボートをとりに友達の家に行きます。

松本さんもあまりにでかいトラックにおっかなびっくり。
ウワン、ウワンとふかしながら、でも、ジワリジワリと進みます。
まるで、暴走族です。

松本さん、ゴムボートを預けている友達に会います。
スコットさん。
自身の撮影した写真が掲載された雑誌「日本カメラ」をスコットさんに見せると、
「オウ!アメイジング!」と声を上げます。

人の成功をこうやって心から喜んであげられる優しさが、松本さんの周りの人には必ずあります。
そして、皆が松本さんの活動をサポートしてくれるのです。

ところで、クジラの研究者は、クジラ一頭一頭に名前をつけるんだそうです。
アラスカにいるクジラの中になんと「ノリオ・マツモト」というクジラがいるんだそうです。

それくらい、松本さんの名前がアラスカに通っているという事です。

松本さん、とうとうクジラになりましたか・・・。

その夜、ある事件が・・・。

なんと、松本さんのバックパックの中で、
キャンプ用のシャンプーが全部こぼれてしまって、
すべてが、シャンプーびたしに。

環境に優しく、シャンプーにも使える、石鹸としても使える、そして、なんと歯磨き粉としても使える優れもの。
のシャンプーが・・・。

今、部屋中にいいにおいが漂っています。

そして、松本さんは、シャンプーで濡れた枕ですやすやと眠っています。
さぞかし、いいにおいがしているでしょう。

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