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取材18日目 カシーツクリーク(熊がうようよいる場所???)

日曜日, 7月 18th, 2010

キャビンから熊のいる滝までの道

7月18日

快晴!

朝、早いぞー!
朝、寒いぞー!

松本さん、5時過ぎから起きて、薪ストーブに火をつけます。
火をつけるのが苦手と言っていた松本さんですが、
もう、名人の域に達しています。

泊まらせてもらったこのキャビンは、アメリカ政府のキャビンで、予約をして借りる事が出来ます。
鍵があるわけでもなく。
使う人の主体性に任せています。
日本とは、本当に考え方が違います。
しかし、本当に、どう考えても、こんな場所に、キャビンがあること自体、
とてもとても考えられません。

船をチャーターして、ゴムボートに乗って・・・。

熊がうようよいるような場所に、誰が止まりに来るの?
しかし、アラスカにはこのようなキャビンがたくさんあるんだそうです。

さて、朝6時過ぎ、またしても、熊が集まる滝に向け、出発。

ずっしりと重い、機材を「よっしゃー!!」と言う掛け声とともに背負い、
カメラを手に、撮影しながら歩きます。
100メートルも歩くと、ぜーぜー、はーはー。

相変わらず、全身、筋肉痛と言うのか、なんともかんとも痛い。

松本さんは、森に向かって「おーーい!今日も撮影にいきまーーーす!」と声をかけながら歩きます。
熊にばったり出くわすと大変です。
人間がいる事を知らせなければなりません。

汗をかきかき、やっと熊の集まる滝に到着。

崖をズルズルと降りて滝に到着。

しかし、やはり熊はいません。

鮭は、昨日と変わらず、ぴょんぴょんと滝を登っています。
なのに、熊はいないのです。

どうしてなのか。

また、カメラを設置、崖にへばりつくようにして、待ちます。

待ちます。

待ちます。

腰と足が痛い。

寒い。
服を一枚着こみます。

待ちます。

寒い、さらに服を一枚着ます。

待ちます。

寒い。
さらに、ズボンをさらに着ます。

やっぱり、熊はきません。

きませんでした。

代わりに、釣り人が現れました。
しかも子ども連れ。アンビリーバボー!

あー、終わりです。
ゲームセット。

それにしても、日本では考えられない釣り人。
こんな、とてもこれるような場所じゃないところに、家族連れとか、老夫婦とかくるんです。
熊が、うようよいるこんな場所に、普通は来ないと思うのに。
来るんです。
驚きです。
アラスカの人は、ワイルドです!

荷物をまとめ、滝を離れます。
少し歩いたところで、
後ろから声をかけてくる男性が。

なにやら、名札やバッジをつけています。

な、なんと、警察官。

違法な釣り人を取り締まりにやってきたというのです。
こんなところに警察官が!?

驚きです。

僕らは、熊の撮影であることを説明します。

アラスカでは、野生動物を徹底して守ります。

鮭も、その年の量によっては、全面釣り禁止も行うほど。
野生動物に餌をやることも禁じられています。
場合によっては、逮捕される事もあるそうです。

残念ながら、釣りをした家族は、警察官に連れられて・・・。

鮭は、釣るための申請が必要で、
さらに、引っかけて釣る事が禁止されています。

しかし、僕らが撮影している間に来ていたほとんどの人が、引っかけて釣っていました。

魚釣りは、楽しい事ですが、やはり、違法な釣りはダメです。

お昼すぎ、キャビンに戻り、ドンさんの迎えの時間までに荷物をまとめます。

午後3時半。
山もりの荷物を松本さんのボートに詰め込み、いざ出発ーーー!

と思いきや、なんと、満潮のはずが、川の水は一向に増える気配なし。

ボートは、底をすって、前に進まず。
この場所を脱出できないのか!?

しかし、松本さんは、ワイルドです。
ゴム長で川底の石をどけながら、ジワリジワリと進みます。

結局、2時間半もかかって、ドンさんの待つ、船に到着。

船に乗った瞬間、やれやれ!

本当にほっと一息。

ぐったりと疲れました。
頭がよく回っていないので、ここまで。
忘れてる事だらけのような気がしますが、

明日は、朝6時起きで、無人島ブラザーズ島に向かいます。
6時間以上かけて・・・。