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取材10日目 アンカレッジ

土曜日, 7月 10th, 2010

7月10日

数日後から始まる、南東アラスカでの熊の撮影、続いて、クジラや森の撮影に向けて、
準備の最終段階です。
松本さんは、15年来の友人である、マットさんパティさん夫婦の家に止まって、パッキングに余念がありません。

非常に細かな必要道具や食料のリストと見比べながら足りないものを買い出します。

とにかく、安全面に最善の努力を惜しまない松本さんの緻密さは、すごい!

パッキングの様子を撮影していると、
散歩から息を切らし帰ってきたパティーさんが、
「めったに見られない鶴が海岸にいるから撮影したら」
と教えてくれます。

我々取材班は・・・じゃなくて、我取材班は・・・。
そうです。
一人の取材は、なかなか骨が折れます。
と言っても、機動性の良さは最高!あたりまえか・・・。

松本さんと我々取材班は・・・じゃなくて、我取材班、そしてパティさんは、
車に乗り込み、目撃ポイントに向かいます。

こんな遠くから走って戻って教えてくれるパティさんは、本当に優しい人です。

海岸に行くと、確かに鶴がいます。
しっかりと撮影しました。

鶴の名は、サンド・ヒル・クレイン。
茶色い鶴です。
飛んでる姿以外を目にすることはほとんど出来ないんだそうです。

・・・で、松本さんは、カメラのファインダーを・・・。

ではないのです。
松本さんは、カメラすら持ってきていません。

松本さんは、身近で簡単に撮影出来てしまうものは、撮影しない。
撮影までの過程を大切にしたい。
と言うポリシーなのです。

鶴を撮影した後も、松本さんの緻密な準備は続きます。

そうそう、マットさんとパティさんは、松本さんの第二の父母のような人。
松本さんの周りには、暖かい人が集まります。

僕も、それぞれの人に触れ、嘘やうわべは、まったく通用しない人たちだと痛感しています。
まごころや真実のみが、皆をつなげていることは間違いありません。

我ながら、自分自身を考えると恥ずかしい限りです。