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取材9日目 アンカレッジからタルキートナまで

金曜日, 7月 9th, 2010

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7月9日

いやー、こんなに晴れるのか。
と言うくらいの快晴!

暑くて暑くて!

いつも寒い寒いと言っているのに、今度は、暑いと言う軟弱な伊東ディレクター。

朝、8時30分に大山さん家で、松本さんと合流。
その後、市内のホテルで今回の番組のスポンサーの宮嶋社長さんと玉田さんと9時に合流。
4人で、松本さんの運転するホンダで、一路タルキートナへ向け出発です。

なぜ、タルキートナなのか?

それは、あの美しい山、マッキンリーの空撮をするため。

僕が、マッキンリーという山を知ったのは、植村直己さんの死を知った時でした。
恥ずかしながら、それまで植村さんもマッキンリーもよく知らなかったのです。

その山を空から撮影し、さらに、中腹に降りられるのです。

そして、さらに、なぜ、マッキンリーなのか?

それは、この美しくも厳しい、マッキンリーで、
厳冬期に松本さんが、オーロラの撮影をするからなのです。

もちろん、夏でもマッキンリーは雪です。
それが、冬となると、とても考えられないくらいの寒さと厳しさ。
マイナス40度にもなるのです。

松本さんは、マッキンリーで何週間もカマクラを作り、そこで生活しながら撮影するのです。

ただ一人

もちろん、今年の冬、南海放送では、その撮影風景に密着する予定です。
この軟弱な、伊東ディレクターが・・・。

その為、夏のマッキンリーを撮影しようと言うのです。

アンカレッジから、車で2時間30分。
いたるところで撮影しながらの道中なので、時間は思ったよりもかかります。

しばらく走ると、マッキンレーがちらりと見えます。
美しい!

本当に美しい山です。

湖の向こうにそびえるマッキンリー。

マッキンレーの麓に着陸

広がる森の向こうに見えるマッキンリー。

どれも、圧倒的な美しさです。

そして、何といっても快晴!

聞くところによると、ここ何週間も天候が悪く、本当に久しぶりの快晴なんだとか。

誰の行いが良かったのか。
皆、心の中では「俺だよ」と思っていたはず・・・。

マッキンレー

昼頃やっとマッキンリーにつくと、そこは、ぽっかりと観光地。

多くの観光客で賑わっていました。
もちろんマッキンリー目当て。

僕らは、まず、腹ごしらえ。
巨大ピザを注文し、4人で食べます。

僕は、一きれでもうお腹がいっぱい。

セスナの事務所を訪れる受付。
僕らは、体重を量られます。

受付が終わると、皆、靴の上からブーツカバーみたいなのを履きます。
履いてる時は暑苦しくて、なんでこんなもの。
と思っていますが、その後、やっぱ、これ必要ね。
と納得します。

そうそう、それに、この日の空撮は松本さんと一緒なので、すべてがスペシャル。
松本さんのおかげです。

待つ事、15分。

若い、お兄さんが。
「やあやあ、こんにちは」とやってきます。
かれは、セスナのパイロット。

マッキンレーの麓に着陸

飛行機の中での注意事項をいろいろと説明してくれます。
 
僕は、セスナの風圧に対して、カメラを固定できるかどうかばかりが気になります。

さて、フリースにダウンを着こんで超狭い飛行機に乗り込むと、暑い暑い。
機内は、本当に狭く、まるで2人乗りのゴーカートに乗ってる状態です。

蒸し風呂状態で飛行機はいとも簡単に離陸。

セスナが安定すると早速、窓を開け撮影開始。
いくらここに書こうとしても、表現できませんが。
美しい。

そして、めちゃくちゃ寒い!寒い!

手が、凍りつきます。

そして、ものすごい風圧で、カメラを固定するのに全身に力が入ります。
さらに、風で目が開けられない、息ができない。

しかし、寒さは、マッキンリーに近づくほどに増していきます。
そりゃそうです。
マッキンリーですから。

寒さが増すにつれて、美しさは最高点に。
本当にこの世の見納めとしてもいいくらいの美しさです。

セスナは、本当にスペシャルで、何度か旋回してくれ、素晴らしい撮影ができました。

そして、いよいよ中腹に着陸。

飛行機から見ると、点のようにみえる、ちょこっとある平坦な場所めがけて急降下していきます。
感じとしては、マッキンリーにつっこんでいく感じ。

見事に着陸。
飛行機は、斜面を滑りながら、そして、曲がりながら、止まります。
まるでスキーをしている感じです。

そして、ついにマッキンリー中腹に着陸。
ついに雪の上に降り立ちました。

      マッキンリーの氷河

もう、夢中で撮影しました。

あっという間に時間。

名残惜しく、マッキンリーを後にします。

そして、空から、松本さんが冬にキャンプする場所を教えてもらいます。
そして、僕がこの冬降り立つ予定の場所。

それは、すごいところにありました。

「ひえーっ!こんなところで、吹雪のなかカマクラで暮らすの!?」

どんなところ?

それは、番組でじっくりと見て頂きます。

タルキートナに降りると、また、暑い暑い。

さっきまで、マッキンリーにいた事が夢だったのか。
と、思うのです。

今年の冬、楽しみなような。

心配なような。

でも、あのマッキンリーの冬を体験してみたい。と強く思いました。