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取材5日目 アイチリックからフェアバンクスへ

月曜日, 7月 5th, 2010

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7月5日

朝、目が覚めると風がゴーゴーと吹いている。
「しめた!蚊がいない」

と思いきや。

相変わらず蚊はいました。
と言うよりも、さらに増えていました。

ジェット機のようなうなりをあげて、群れで飛んでいます。

松本さんは、カークさんと連絡をとる必要があり、あまり寝ていない。
ちょっと心配ですが、元気そうな表情なので安心。

相変わらず衛星携帯電話がうまくつながらないので、
カークさんと連絡が取れず、どうしようかと松本さん心配そうです。

昼ごはん。

相変わらず、豆雑炊。
それから、忘れていましたけど、青汁も毎回飲んでます。
僕は、飲みやすいヤクルトのフルーツ青汁。
野菜が食べられないので助かります。

昼食後、衛星携帯がつながりました。
留守を守るカークさんの奥さんが電話にでて、何やら話しています。

すると松本さん驚いた表情。

なんと、後10分でカークさんがこちらに到着するというのです。

「えーーーー!!」

「伊東さん、急いでパッキングしましょ。」
松本さんは、冷静にそう言って、テントを畳みます。

僕は、慌てふためいて荷造りです。
しかし、そんな様子も撮影しなくちゃいけないし、
荷造りはしないといけないし。

頭の中が渦巻きます。

松本さんは、手際良くテントを畳み、荷物をパッキングします。
松本さんは、いつもテントの中をきれいに整理しているので、パッキングも素早くできますが、
僕の場合は、機材やらなにやらが散らかっているので、バタバタ。

なんとか、パッキングが終了、

と思ったら、カークさんの飛行機の音が・・・。

草原滑走路に見事着陸。

電光石火のごとく・・・
あっという間に・・・
感傷に浸る間もなく・・・
北極圏とさようならです。

帰りのセスナから、松本さんはシャッターを切ります。
美しい風景が360度広がるなか、僕らの飛行機は、アークティックビレッジへ。

セスナの中には無数の蚊が。
無賃乗車です。

アークティックビレッジに着くと、雨。
僕らはびしょぬれです。

もし、飛行機に乗れればそのまま帰れるし、
乗れなければテントを張って滑走路で1泊しなければなりません。

これも、見事、待つ事もなくフェアバンクス行のセスナが到着。

松本さんが交渉すると乗れるとの事。
「良かった!」

びしょびしょになりながら機上の人に。

ほっと一息。

蚊の大群ともおさらばです。

飛行機には、3人のアメリカ人女性が同上。
50代くらいでしょうか。

彼らは、ボートで北極圏で川下りを楽しみながらキャンプしたんだそうで・・・。
それを聞いて、僕は目がまん丸。

ちょっと日本人の僕には信じがたい行動力です。
タフです。本当にタフです。

機内は、これまた寒い。
パイロットのおじさんは、寒くないみたいで・・・。

暖房いれてくれー!心の中で叫びながら

窓の外には、アラスカの大自然が広がります。

ついに、フェアバンクス。

フェアバンクスは、晴天。
からりと乾燥して、日差しがきつく、
いやー!もう!とにかく!快適。

天気が良くて、暖かくて、蚊がいなくて。
何と気持ちのよいことか。

空港でレンタカーを借り、松本さんの友人、ジェリーさんの家に向かいます。

ジェリーさんは、松本さんと、偶然、飛行機で乗り合わせて仲良くなった方だそうで、
そんな事で仲良くなって、家に泊めてくれるまでになるなんて、さすがアラスカです。

ジェリーさんは、元、森林消防士だったそうです。

ジェリーさんの家に着くと、まだ、ジェリーさんは帰ってきてなくて、
家で待たせてもらう事に。

ジェリーさんの家では、僕らは、1階の部屋を使わせてもらいます。
1階は、松本さんが、来るのに合わせて、シャワールームなどを改装していらしいのですが、
間に合わなかったみたいで工事中です。

でも、広くて荷物が広げられて助かります。

松本さんの友人ジェリーさんの家

しばらくすると、ジェリーさんが、
玄関に入る前から
「のりーお!のりーお!」
と叫びながら帰ってきました。

ジェリーさんは、本当にうれしそうです。
松本さんが多くの人から愛されている事がよくわかりました。

本当に何も考える余地のなく、めまぐるしいように時間が過ぎた一日でした。